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【株戦記】 再び「内冷外熱」か? [株]

今週の市場
 銀行株主導で大幅続伸するも、グリーンスパン前FRB議長の中国株バブル指摘発言などで反落した米国市場の影響を受け、週後半は冴えない展開となった。
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                週末値     前週比
日経225       17,481          82
日経JQ         2,028           26

NYDOW       13,507        - 49
NASDAQ        2,557        -   1
CMEN225    17,545          45
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 日経平均は17800円の壁にまたしても跳ね返された。出遅れていた一部の内需関連銘柄に買いが入ったが、長続きはしなかった。
日経ジャスダック平均は5連騰し、マザーズ指数も月曜日に終値で算出来安値807ポイントを付けた後反発した。

 業種別では銀行、海運が高く、保険、ガラス・土石などが安かった。個別には明治海運が週間で42%上昇、マイクロソフト向けゲーム関連が好調なカプコンが週間で25%上昇などが目立った。一方で、ニチイ学館は14%、日本板硝子は12%、エイベックスは12%週間で下落した。

 米国市場ではDOWが高値足踏み状態、NASDAQは週前半こそ年初来高値を更新したが、週後半は反落した。セクター別では一般消費財、ヘルスケアなどが高く、公益、テクノロジーなどが安かった。
個別には、アルコア、メルクなどが上昇し、ハネウェル、GMなどが下落した。

来週の主なスケジュール
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国内
  29日  4月失業率・有効求人倍率
  30日  4月鉱工業生産

海外
  28日  米国市場休場(Memorial Day)
  31日  米1-3月GDP改定値
  01日  米5月ISM製造業景気指数
        米5月雇用統計
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来週の展望と投資スタンス
 決算発表が一巡し国内に目立ったイベントもないことから、外部環境に左右される展開となることが予想される。影響力の大きい米国市場ではGDPの改定値発表に注目している。速報値は前年比年率+1.3%であったが、下方修正され1.0%を割るようなことがあれば、ネガティブサプライズとして市場に与える影響は大であろう。テクノロジーセクターでも一部企業から弱気な見通しが出ている中で、31日には半導体製造装置のノベラスシステムズが中間業績報告を発表するので注目したい。

 来週も買材料に乏しく売り優勢の展開になるなかで、外需株人気は継続し内需株は無視される相場となるのでは…。出遅れている内需株を先回りして買っておきたいところだが、深追いは禁物だろう。投資スタンスに方向感を見出せない一週間になると見ている。基本スタンスは売りからはいり、短期勝負で細かく利を得ていくデイトレード的なやり方で対処しようと考えている。


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