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【株戦記】 2日新甫で波乱の7月か? [株]

今週の市場
 週末こそ月末ドレッシング買いで上昇したが、煮え切らない展開の週であった。
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                週末値       前週比
日経225        18,138         - 50
日経JQ          2,112             3

NYDOW        13,408           48
NASDAQ         2,603           15
CMEN225    18,180          135
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 日経平均は週初から3日続落し嫌な展開であったが、週末にかけて値を戻し一息ついた感じでやれやれの疲れる展開であった。売買高も低調でサマーラリーとは程遠い活気のなさであった。
新興市場も日経ジャスダック平均こそ堅調であるが、他の指数は低空飛行で冴えない。
業種別では出遅れていた小売、電力・ガスなどが上昇し、証券・商品先物、卸売などの下げが目立った。
個別には投資判断引上げがあったノーリツ鋼機が週間で19%上昇、インターネット広告が好調なオプトが17%の上昇、海外メーカーとのライセンス契約が好感された富山化学が16%上昇などが目立った。一方、業績下方修正のライトオンは週間で24%下落、新株予約権発行でダイリューションが嫌気されたグッドウィルは20%下落した。
原子力発電関連のトウアバルブ、岡野バルブ、長野計器、水処理のオルガノ、栗田工業、環境関連のイビデン、日本碍子などが上場来高値を更新した。サンマルクHD、グッドウィルは逆に上場来安値を更新した。

 米国市場は長期金利と原油価格に振り回され、高値波乱の展開であった。セクター別では素材、エネルギーが下落し、通信が僅かに上昇した。個別にはGMやAT&Tなどが上昇し、シティグループ、ベライゾンなどが下落した。

来週の主なスケジュール
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国内
 02日  6月日銀短観
 05日  5月景気動向指数
 06日  6月携帯電話契約数


海外
 02日  6月ISM製造業景気指数(米)
      香港市場休場
 04日  米国市場休場(独立記念日)
 05日  6月ISM非製造業景気指数(米)
 06日  6月雇用統計(米)
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来週の展望と投資スタンス
 来週から7月で今年2回目の2日新甫の月になる。国内に目立った経済指標の発表がないので、米国市場の動向を睨みながらの動きになるのではないかと見ている。その、米国市場は独立記念日のため3日は半日、4日は休場で、更に7月第二週からの4-6月期の決算発表を控えているので手控えムードになると見ている。住宅市場の底割れとガソリン価格の上昇で個人消費の盛り上がりを欠くと予想されるが、iphoneが今週末から発売され、週初には売れ行き速報が出てくると思うので、関連業種には注目したいところだ。

 国内でも6日に6月の携帯電話契約純増数が発表されるので注目している。5月に純増数でトップにたったソフトバンクの勢いが続いているのかがポイントになる。Nikkei netにクレディ・スイス証券の早川ディレクターの通信業界の見通し記事がでているが、ソフトバンクの戦略展開スピードは氏の予想を超えていると発言しているので、6月も純増数でトップに立つようだと、勢いが加速されるかも知れない。iphoneの動きに併せて国内の通信市場に市場の関心が集まるような気がするのだが…。

 2日新甫と選挙の月なので波乱を前提に市場と向き合っていく。取りあえず来週は方向感を見極めるため様子見することにしようと思っている。

 


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