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【株戦記】 暑さ寒さは彼岸まで 相場の転機か? [株]

今週の市場
 日米共に方向感に乏しい展開の市場であった。
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             週末値       前週比
日経225        16,127             5
日経JQ          1,831         - 51

NYDOW         13,442          329
NASDAQ           2,602           37
CMEN225      16,130          325
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 前週末の米国の雇用統計悪化が嫌気され東京市場は大幅続落で始まった。13日木曜日にDOWが上昇したのを受けて、東京市場も14日金曜日には大幅高になり何とか週初の下げをリカバリーして終えた。業種別には水産・農林、鉱業、石油・石炭などが上昇し、金属製品、その他金融などは下落した。


来週の主なスケジュール
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国内
 18日  日銀金融政策決定会合(~19日)
 19日  8月日本製半導体製造装置BBレシオ
       基準地価(国交省)
        福井日銀総裁会見
  20日  7-9月期法人企業景気予測調査
  21日  9月末決算会社配当権利付最終日

海外
  18日  FOMC政策金利発表
        8月北米半導体製造装置BBレシオ
  19日  8月住宅着工件数(米)
        8月消費者物価(米)
  20日  バーナンキFRB議長、議会証言
  21日  8月小売売上高(米)
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来週の展望と投資スタンス
  何といってもFOMCの政策金利発表である。既に利下げを市場は織り込んでいるが、ポイントは下げ幅である。0.25%なら株式市場は下げ、0.5%なら好感され上げ要因となろう。
また、サブプライムローンに絡んだ損失が注目される証券会社の決算にも注目している。18日にリーマンブラザーズ、19日にモルガンスタンレー、20日にゴールドマンサックス、ベアースターンズの予定になっている。悪い決算が出ても、悪材料出尽くし感から好感されるのではないかと見ているのだが…。それと共に、住宅・消費のマクロ指標も発表されるので米国市場は急落も急騰もあると見ている。

  東京市場は日銀による利上げは見送られると見ているが、市場はこれを既に織り込んでいる。政局の混乱も沈静化してきたので、国内に市場撹乱要因は見当たらない。
となると米国市場の動き次第となる。FOMCの利下げにより金利差が縮小すると円キャリー取引のアンワインドで円高に振れ、株式市場の下げ要因となる。
しかし、私はこれらの事は既に織り込み済みで、為替も大きく円高に振れることはないと見ている。
騰落レシオが74と売られすぎの東京市場は為替次第だが、基本的には大きく下げることは無いと見ているが、もし下げた場合は買いを入れてみたいと思っている。
また、7月時点の基準地価が発表されるので不動産関連銘柄の動きにも注目したい。

 


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