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【株戦記】 物色に変化! 値動きのいい小型株? [株]

今週の市場
 内需株の買戻しで日経平均は17000円台を回復した。
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            週末値      前週比
日経225        17,065          280
日経JQ          1,884            23

NYDOW         14,066          171
NASDAQ           2,780           79
CMEN225      17,315          550
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 金融・不動産などの内需株主導で2日に17000円台を回復し3日は続伸したが、週後半は上値の重い展開になった。
業種別で見ると、銀行、証券・商品先物、その他金融などが週間で約10%上昇したが、一方卸売は下落した。
決算の下方修正には敏感で、IHI、富士電機、カシオなどがストップ安まで容赦なく売られた。

 新興市場はマザーズ指数が9連騰、この2週間で約35%上昇した。6月中旬からの下げは底を打ったと見てよいかも知れない。下げ初めから約3ヶ月なので「小回り3ヶ月」の格言が当てはまるような気がする。

 米国市場はDOWが1日に史上最高値を更新した。NASDAQは連日年初来高値更新を続けている。
5日金曜日に発表された雇用統計は9月がエコノミスト予想を上回り、更に8月が大幅な上方修正されたことでサプライズとなった。下記に雇用増減と失業率を示す。尚雇用増減数の単位は千人である。

                  9月     8月   8月速報   7月   7月前回   6月    5月
非農業部門雇用者増減   110      89      -4       93       68      69     188
失業率(%)           4.7     4.6     4.6      4.6      4.6     4.5     4.5

サブプライムローン絡みで注目されたメリルリンチの3Q決算は赤字に転落したが、4Qは回復見通しとアナリストは見ているようだ。

来週の主なスケジュール
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国内
  10日  日銀政策決定会合(~11日)
  11日  8月機械受注
  12日  オプションSQ

海外
  08日  上海市場再開
  12日  ラマダン明け
       9月小売売上高(米)
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来週の展望と投資スタンス
 週末にSQが控えているので神経質な展開になるかもしれない。日銀の利上げ見送りは既定路線なので、福井総裁が定例会見でとんでもないことを言わない限り波乱はないだろう。
米国も週末に統計指標発表が少しあるだけで撹乱要因は見当たらない。市場の関心は第3週からの銀行関係の決算発表だろう。
米国市場は3Qの業績の悪化を織込み済みで、4Qの見通しが明るければ株価にはポジティヴに作用すると見ているのだが…。

 東京市場は為替次第かもしれない。117円台になれば外需株中心に買われ日経平均は上値を追う展開になるだろうが、あまり期待はしていない。個別に決算を発表する会社には注意を払う必要があるだろう。5日金曜日取引終了後セガサミーが中間決算が赤字になることを発表した。市場のトレンドからはストップ安か?

 米国、国内の各企業決算待ちの投資スタンスには変わりはないが、決算は良くてもシマムラのように変な売られ方の銘柄は打診買いして、急上昇した銘柄は一旦利益確定しようと思っている。そう上手くいくとは思えないが…。


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