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【株戦記】 夢よ再び、IT相場の到来か? [株]

今週の市場
 日経平均は週足こそ陽線だが金曜日の強烈な下落で敗北感が漂う週であった。
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             週末値       前週比
日経225         16,517           12
日経JQ           1,847          -  4

NYDOW        13,595          -211
NASDAQ          2,810              6
CMEN225     16,510          -155
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  日経平均はジリジリと上昇し0.25%の利下げが決定した木曜日には16800円台を回復した。ところが、木曜日の米国市場でカナダの人気アナリストがシティGの格付けを下げたことが契機になりDOWが急落したことを受けて、金曜日の日経平均は一時16500円を割る水準まで下げた。
業種別では電力・ガス、金属製品、輸送用機器が上昇し、利益確定売りに押された海運、鉄鋼などが下落した。
  新興市場は週初こそ上昇するも、その後は当面の利益を確定する動きで調整色の強い相場に見えた。

  予想上限の7-9月期GDP、FOMCの利下げ、予想以上の雇用統計データなどが好材料が目白押しだった米国市場は信用収縮懸念の再燃から冴えない結果となった。
一方で、テクノロジーセクターは強く、NASDAQ指数は31日水曜日に2800台まで上昇して年初来高値を更新し、2000年11月以来7年ぶりの水準となった。

来週の主なスケジュール
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国内
  07日   10月携帯電話契約純増数
  08日   09月機械受注
  09日   オプションSQ
海外
  05日   10月ISM非製造業景気指数(米)
  08日   ECB理事会
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来週の展望と投資スタンス
 経済統計発表も少なく決算に一喜一憂する展開が予想されるが、週末にSQが控えているので先物主導の展開が強まるのではと見ている。

 来週のハイライトはソフトバンクだろう。イベントが目白押しである。
   6日  アリババドットコムの香港市場上場
   7日  10月携帯電話契約純増数
   8日  決算発表  → 6日に変更
 ソフトバンクが30%弱の株を所有するアリババについてはグーグル以来の大型上場と言われ、既に公募価格13.5香港ドルの2倍の値がついているとの話もある。
携帯電話契約純増数は6ヶ月連続でトップを取れるかだが、auの新料金プランに訴求力が無いようなので、10月もトップを確保していると見ているのだが…。
これらを受けての決算発表になるわけであるから、発表会場は大入りになるだろう。ここで孫社長から何らかのプランが出てくれば材料視され株価上昇が加速される可能性もある。
米国ではネット関連企業の好決算で株価が上昇している背景もあり、ソフトバンクの株価次第では日本でもネット関連企業に市場の注目が集まってくるようになるかも…。

 決算発表日変更で想定シナリオが狂ってしまったが、入れ込みすぎの嫌いもあったのでアタマを冷やすには丁度良いかと思ったりもする…。(11月5日 追記)

 週末に大きく下げたことで押目買いも考えているが、基本的には決算を見てから動こうと思っている。先週も書いたが慌てる必要はない。


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