【株戦記】 サブプライムはスーパープライムチャンス [株]
今週の市場
FOMCのイベント終了で売られることは予想通りであった。
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週末値 前週比
日経225 15,514 -442
日経JQ 1,755 - 11
NYDOW 13,339 -286
NASDAQ 2,635 - 71
CMEN225 15,490 -520
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日経平均は11日に16000円台を回復したが、FOMCの利下げへの失望感から米国市場が急落したことを受けて、12日にはアッサリと1万6千円台を割り、SQもあり週末まで続落の展開となった。SQ値は15513円。
業種別では上昇したのが食品のみで、不動産、保険などは約11%の下落、銀行、その他金融、証券・商品先物なども大きく下落した。新興市場も軟調で上昇を牽引していたネット関連銘柄の下落が目立った。
DOWはFOMCで下げ、週末にはCPIで更に下げた。サブプライム問題に対する不透明感が強まった上に、ガソリン価格の急上昇などでインフレの恐れも気になりだした。
来週の主なスケジュール
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国内
18日 11月日本製半導体製造装置BBレシオ
月例経済報告
19日 日銀政策決定会合(~20日)
海外
18日 11月住宅着工件数・建設許可件数(米)
20日 11月北米半導体製造装置BBレシオ
7-9月期GDP確報値(米)
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来週の展望と投資スタンス
来週もサブプライム問題で揺れる米国市場の動き次第だろう。底が見えないサブプライム問題は当分続くだろうが、新聞や雑誌が大きく取上げ不安感を煽るような段階になっているので、ピークは近いかあるいは過ぎたと個人的には判断している。市場には慣性があるので当分は弱気相場が続くと思うが、近々絶好のチャンスがやってくるような気がする。それまでじっくり待てばいいと考えているのだが…。サブプライム問題は価値のあるものを安く買うスーパープライムチャンスだと思うのだが、これってハゲタカ…。
取合えず、来週はゴールドマン・サックス、モルガン・スタンレー、ベアー・スターンズなどの証券会社やベスト・バイ、サーキット・シティなどの家電販売会社の決算に注目している。これで、サブプライム関連の損失状況やクリスマス商戦での家電製品販売状況を確認できるだろう。
来週も基本的に様子見をしようと思う。個別には待ち構えているゾーンに近づいている銘柄があるので買い出動するかも…。
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