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【株戦記】 クリスマス明け、閑散に売りなしか? [株]

今週の市場
 日経平均は週後半こそ反発したが総じて暗く冴えない一週間であった。
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            週末値      前週比
日経225        15,257        -257
日経JQ           1,699        - 56

NYDOW        13,450         111
NASDAQ          2,691          56
CMEN225     15,630         140
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 サブプライムローンによる損失が連日のよう発表される中で、国内株式市場も翻弄されている。
日経平均は12月11日の直近高値から1000円以上も下げ19日まで6日続落となったが、週末にザラ場で15000円を割る場面があるも、その後切り返し久しぶりに200円以上上昇した。
新興市場は更に酷い状況で、日経JQ平均は8日続落で連日の年初来安値更新で終えた。マザーズ指数もアッサリと800ポイントを割り、週末に反発するも800ポイントを回復できなかった。

 業種別では鉄鋼、鉱業のみが上昇で他は全て下落した。下落幅の大きかったのはその他金融、海運、金属製品などであった。

 米国市場は17日月曜日こそ大幅続落したが、その後は一進一退で、週末には11月の個人消費支出が大幅に伸びたことなどを好感し急上昇した。NASDAQ指数はテクノロジーセクターの好業績発表を受け19日から3日続伸した。

 今週は日米で半導体製造装置のBBレシオが発表された。レシオ自体は回復基調だが、依然として1以下で、肝心の受注額はほとんど回復していない。土曜日の日経にはDRAMの大口需要化向価格が1ドル割れと年初から約84%下落したことが載っていた。これでは半導体メーカーのDRAM設備投資は当面期待できないので、BBレシオはフラッシュメモリーの動向に左右されそうだ。

来週の主なスケジュール
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国内
   28日 大納会
       11月全国消費者物価・12月東京都区部消費者物価
       11月鉱工業生産速報

海外
   25日 米国市場休場(クリスマス)
        香港市場休場(~26日)
   27日 11月耐久財受注(米)
   28日 11月新築住宅販売件数(米)
   31日 11月中古住宅販売件数(米)
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来週の展望と投資スタンス
 クリスマス明けとなる来週の東京市場だがほとんどの外国人投資家は休暇中で薄商いのなか大納会を迎えることになりそうだ。「閑散に売りなし」との格言もあるので下値は固いと思われるが、先物主導で値動きが荒くなる局面もありそうだ。

 投資スタンスは見送りを継続するが、ゾーンに入ってきた銘柄には買を入れたいと思っている。株を枕に年を越すこともありそうだ。大納会を控えてジタバタした動きはしたくないのだが…。


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