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【株戦記】 日経平均 次の節目は11690円か? [株]

今週の市場
円高に同調して株価が下がる判り易い相場で、日経平均は2005年8月の水準まで戻ってしまった。[soon]

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              週末値       前週比
  Nikkei225     12,241         -541
  NikkeiJQ       1,457         - 30
  Mothers            581         - 53

  Dow30         11,951           58
  Nasdaq          2,212             0
  CMEN225    12,110         -545
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日経平均は米国市場の上昇には鈍感だが、下落には敏感かつ増幅して反応する展開であった。10日月曜日に節目の12572円をザラ場で割ると、翌日11日には12392円で寄付き後上昇したが、米国市場の急騰を受けた12日は13000円を回復する場面もあった。が、結局尻すぼみで13、14日と続落で週末の終値は2005年8月以来の安値になった。先物・オプションのSQ値は12518円であった。

新興市場は日経JQ平均が1500ポイントを割り、週末は1457ポイントの安値引けとなり、マザーズ指数も11日のザラ場で578ポイント、週末の終値で581ポイントといずれも指数算出以来の安値を更新した。

業種別には鉱業、水産・農林が上げ、海運、金属製品、その他金融が下げた。中でも海運は週間で-10%の酷い下げであった。

週末の午後には狙っている銘柄の価格がターゲットゾーンに入ってきたので買いに入ろうと思ったが、Globex先物が下がっていたので見送ることにした。11日金曜日の米国市場の下げを見ると正解だった。

来週の主なスケジュール
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 国内
     18日  2月日本製半導体製造装置BBレシオ

 海外
     18日  FOMC
           2月北米製半導体製造装置BBレシオ
     21日  米国市場休場(Good Friday)
           香港市場休場(受難節)
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来週の展望と投資スタンス
為替が98円まで突入し、WTI原油は110ドル突破し、金先物は1000ドルを突破する情況の中ではとても日経平均が上昇するような環境にはない。節目となる1月22日の安値12572円はアッサリと割ったので次の節目は12000円と言われているが、個人的には11690円と見ている。算出根拠は2003年5月安値7603円と2007年6月高値18300円の上げ幅10697円の61.8%高値から下落した値段である。ここを割らなければ日柄から4月反転も考えられるが、割ってしまったら底なし沼かも知れない。

18日のFOMCが過ぎるまでは動かないでいるか、短期の売りで小遣い稼ぎをするしかないと思っている。17日に発売される会社四季報をじっくり読む時間がありそうだが、2009年3月期の業績見通しが出てくるので業績変化率に注目している。

それにしても外国人がここまで売ってくるとは一体何があるのだろうか。市場の動きが正しいとすれば日本の政治に対する不信が真っ先にあげられると思うのだが…。

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タグ: 投資
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