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高松宮記念 回顧 [競馬]

1996年のフラワーパークのレースレコードを0秒3短縮するスピード競馬で12着までが1分7秒台だった。[soon]

レース結果                           天候;[雨]     馬場;良
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     [1] △ ファイングレイン     1:07.1R    3F 33.7
     [2] ▲ キンシャサノキセキ    クビ
     [3] ○ スズカフェニックス     1 1/4
     [4]    ローレルゲレイロ     1/2
     [5] ◎ スーパーホーネット    クビ
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馬券 迷いが裏目に…11497434.gif ガックシ…[ふらふら] 

逃げるローレルゲレイロに絡んだのはフサイチリシャールで前半のラップは3F33.4のハイペース。後半3Fが33.7でスピードと切れ味が要求されるタフなレースであった。

小回りを意識してかいつもより前に出して中団から競馬をしたファイングレインは、直線馬群を抜出してからの瞬発力でゴール前キンシャサノキセキを計った様に差し切った。この馬は伸びると見て、昨年のエプソムCで◎を付け先物買いすぎて失敗したが、ここに来てようやく素質が開花して3連勝でGⅠ馬になってしまった。マイルもNHKマイル2着の実績があるので問題ないと思うが、掛かる面があるので末のキレが鈍る可能性は大いにあると考えておいたほうが良い。

中間アクシデントがあり順調さを欠いたキンシャサノキセキは+6Kで登場した。太めかなとの思いもあったが、レースでは2番手集団につけ、直線抜出したフサイチリシャールを早めに捉えて先頭に立ち、一瞬「オケハザマノキセキ」かと思わせたが、ゴール直前でファイングレインに差され力尽きてしまった。左回り、平坦、スピード競馬の適性と条件が揃っていたので、当初はこの馬を本命にするつもりでいたが、ザセキで急仕上げの恐れもあると見てダークホースに格下げしたのが失敗だった。今日は前半も速かったので掛かる面を見せずスムーズな競馬ができたのが大きい。折合いさえ克服すれば、まだまだ伸びる素材だと思う。賞金も加算できたので、これからは大レースでも除外されることもなく目標に向けてじっくりと調整できるのもいい。安田記念でも期待していいと思う。

スタート直後の躓きで、後方からのレースを余儀なくされたスズカフェニックスは、4コーナー後方2番手で回り、直線外から32.7の末脚で伸びてきての3着。スムーズな競馬だったらと思うが、直線の追い出してからの反応が幾分鈍かったのは年を重ねて少しズブくなっているのかも知れない。昨年5着の安田記念に向けて気になるとこでもある。昨年以上の結果を求めるのは少し厳しいのでは…?

フサイチリシャールに執拗に絡まれたローレルゲレイロは、直線先に抜出されたので馬群に沈むかと思いきや、残り100から差し返してきたのには驚いた。父系から受継ぐ底力と我慢強さが発揮されたと見る。流石に上り3ハロンは34.0とかかっているので、瞬発力勝負では分が悪いことも示した。忙しい競馬を経験したことが大目標の安田記念でどう影響するかだが、プラスに作用すると思えないのだが…。

中団からの競馬になったスーパーホーネッは、4コーナー外目を回り、直線も外から伸びてはいるものの瞬発力不足を露呈してしまった。ただ、ゴール前も確りと伸びているので、距離伸びる次のレースでの期待はこの馬が一番だろう。

1分7秒台の後半の決着ならと思い期待したブラックバースピンにとっては時計が速くなり過ぎた。自身1分7秒7の最高タイムで走っているのだから十分能力を発揮していると思う。力を付けて来ているので、GⅠは兎も角として、近いうちに重賞を勝てるようになるのではと見ている。

2番手集団と前に出したマルカフェニックスは直線伸びず馬群に沈んだ。時計が速くなり過ぎたのもよくなかったのだろうが、やはりGⅠでは現状力不足と言っていいだろう。

種牡馬フジキセキカネヒキリコイウタに続いて3頭目のGⅠ馬を出した。ドバイでもシーマクラシックでSun Classiqueが優勝。日本でも菊花賞2着のドリームパスポートが出ている様に、距離融通性のある種牡馬である。この勢いなら今週の大阪杯はドリームパスポートかな…?

 


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