ダービー卿CT 回顧 [競馬]
今年も穴をあけたのは東風S組だった。ノリ、エビショー、ヨシトミと元?東の3羽ガラス騎手が気を吐いたレースでもあった。
レース結果 天候; 馬場;良
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△ サイレントプライド 1:34.2 3F 34.6
▲ ドラゴンウェルズ クビ
ダンスフォーウィン 3/4
△ リザーブカード 1/2
カンファーベスト クビ
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馬券 少しはカスッたので昨年よりは進歩した…
逃げると思われたマルカシェンクが大きく出遅れ。カンファーベストが一旦ハナを奪うも、2ハロン目辺りで大外枠からサイレントプライドが捲って先頭に立った。ダンスフォーウィン、グレイトフルタイム、ドラゴンウェルズなどが続き、ラップは3F36.0、4F47.8のスローペース。マイペースに持ち込んだサイレントプライドがハロン11秒台のラップを持続し押し切ってしまった。
ペースが遅いと見たノリが果敢に先頭を奪い主導権を握ったのがサイレントプライドを勝利に導いた。大外枠の不利をノリの好判断と絶妙なペース配分で跳ね除け、切れる脚がないこの馬の欠点を上手くカバーした。昨年のこのレースは直線前が開かず4着だったので雪辱を果たしたことになる。次は安田記念だろうが、重馬場で時計がかからない限り期待はできないと思う。
2着のロベルト系ドラゴンウェルズは期待通りのレースをしてくれた。まだまだ成長すると器と見ているのでこれからも目が離せない。京王杯SCから安田記念に駒を進めて貰いたいものだ。
ヨシトミ“先生”のダンスフォーウィンにはビックリ。後から行くと見ていたが、ペースが遅くなると判断し2番手の競馬。積極的な競馬が功を奏し3着に粘った。日頃、消極的な競馬が目立つ“先生”らしくない騎乗だった。
ユーイチのマルカシェンクはスタートで躓いて痛恨の出遅れ。元々出遅れグセのある馬で、最近は影を潜めていたので矯正されたと見ていたが、中山のマイルで悪いクセが出るとは…。先週の高松宮記念のスズカフェニックスに続き2週連続の出遅れではいただけない。
期待したグレイトフルタイムは先行し4コーナーをインの3番手で回ったときは一瞬夢を見たが、直線で馬群に沈んでしまった。実力不足と言う事だろう。
人気過剰のオーシャンエイプスもスローペースの後方からの競馬ではなす術がなかった。ユタカが乗ればまた違った結果になったかも知れないが、現時点では重賞では力不足のような感じがする。
安田記念を展望すると、賞金面で厳しいが出れればドラゴンウェルズは穴とし面白いかなと思っている。
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