桜花賞 予想

馬ごみを嫌うポルトフィーノが逃げると見ていたが左寛跛行のため取消したので、デヴェロッペ、エアパスカル、ブラックエンブレムあたりのハナ争いになりそうだ。好枠を引いたユーイチのエイムアットビップも今回は前に出していくのではと見ているが…。

追い切り時計のないマサミのブラックエンブレムが引っ掛からない限り流れは落ち着くような気がする。１０００ｍ通過が５９～６０秒台の平均ペースと見て予想したい。推定タイムは１分３４秒０前後か。

２月に予想した「２００８年クラシック三冠予想」ではリトルアマポーラとエイムアットビップを桜花賞の有力候補としてあげたが、２頭とも無事出走できたのは喜ばしいことである。２頭とも臨戦過程に？がつくが、阪神新マイルコースに抜群の適性を示しているグレイソヴリン系を母に持つエイムアットビップを主力に推したい。前走は熱発明けで凡走したが、見た目にも太目の作りで走れる状態ではなかったと思う。一叩きし追い切りもキッチリと一杯に追われているので、今度は万全だと思う。ユーイチも２週続けて重賞で無様な所を見せているので、今回は名誉を挽回して貰いたい者だ。

リトルアマポーラもここ１０年の桜花賞では３着が最高のクイーンＣ組なので、追込んで届かずのシーンはあるかも…。ただ、中山の京成杯で牡馬に混じり脚を余して0.2差の４着は価値がある。血統もサンデー系×リファール系なのでいかにも底力がありそうである。対抗と言うよりは、全部まとめて差し切る能力があると見て爆弾の☆にしたい。

ウオーエンブレム産駒２頭では母系がサンデー系のエアパスカルに魅力を感じる。ポルトフィーノの回避により、楽に先行できると思うので展開面でも恵まれそうだ。前走減っていた馬体重が更に減らない限り渋太さを発揮できると見ている。前残りを期待して対抗にしたい。

阪神ＪＦ、チューリップ賞と異なるレース運びをして１，２着と堅実なトールポピーをダークホースにする。トライアルでは安全運転のレースをしたが、ここは中団につけて直線外から脚を伸ばすレースをするだろう。本来なら主力に推したいところだが全兄のフサイチホウオーの足跡が気になるのである。早熟で成長力に欠ける可能性もあると見て評価を少し下げたい。

他では春に大きく成長するブライアンズタイム産駒ベストオブミーを連下に取りたい。常識的には時計が足りず芝のマイルの経験もないので狙いないが、ロベルト×ブラッシンググルームの血の魅力と鞍上のイワタの腕に期待する。インをスルスルと伸びてくるようなシーンが見られるかも…。

人気になるオディールは今回はアンカツの腕をもってしても厳しいと思う。前走休み明けなのに－８Ｋと馬体に成長が感じられなかった。結果は強烈な末脚で追込んで３着だったが、スローな流れで脚を溜められたのが良かったように思う。今回は前走より流れは速くなると思うので、なし崩し的に脚を使わされるので末脚が鈍ると見ている。掲示板の下のほうに載れば上出来だろう。

近年好走が目立つフラワーＣの勝馬ブラックエンブレムは本来なら高い評価が必要だが、追い切り時計がなく整体マッサージ主体の調整ではいくらなんでも万全とは言えないだろう。早めに栗東に入厩したのが裏目に出ているような感じがする。今回は追いきりが出来ないほど体調に問題があると見て軽視したい。血統的にも父母系ともミスプロでは底力に欠けると見たい。

まとめると　　

　　　　　◎　　エイムアットビップ
　　　　　○　　エアパスカル
　　　　　▲　　トールポピー
　　　　　△　　ベストオブミー
　　　　　☆　　リトルアマポーラ

馬券は◎☆を軸とした馬連と３連単を…。

 

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