プリンシパルＳ 予想

西の重賞京都新聞杯より東のダービートライアルのほうが将来性のあるメンバーが揃いレベルも高そうだ。

生憎の空模様だが降雨量は少ないようなので馬場はそれ程悪化しないだろうが、少し滑る馬場になるかもしれない。飛ばす馬もいないようなのでスローな流れになり、推定タイムは２分０秒台になると見ている。

逃げて勝ち上がってきたオオスミパーク、メイショウテッペイあたりがハナを切ると見ているが、競ることもなさそうなのでスローペース必至で、好位より前に位置する馬の決め手勝負になるだろう。

本命はピサノエミレーツだ。母のネームヴァリューはダートＧⅠ馬だが芝でも札幌の千八～二千で勝っている。父ブライアンズタイムだからダートなら間違いなくオープンで活躍できると思うが、芝でも極端なスピード競馬にならない限り十分対応できる素質はあると見ている。距離二千は少し短いような気もするが、もしここを勝つようならマイル半のダービーでは大きく期待が膨らむ。アンカツ－藤沢コンビでキッチリと決めてもらいたいものだ。

対抗はテラノファントムだろう。皐月賞馬キャプテントゥーレのハナ差５着の弥生賞で素質の片鱗を見せたが、前走の平場のレースも強さを見せつける内容であった。ＢＭＳトニービンで新馬戦快勝している府中なら期待に応えてくれるだろう。

単穴は素質馬サイレントフォースにしたい。中山の特別で予想外の凡走だったが、新馬を勝った府中に替われば変わり身が見込める。まだパンとしていないので馬なりの調教しかできていないようだが、いずれは走ってくる馬なので先物買いをしてみたい。

連下にはアグネスタキオン×トニービンと府中二千にピッタリな配合のマッカランと実績馬ヤマニンキングリーを取りたい。

まとめると　　

　　　　　◎　　ピサノエミレーツ
　　　　　○　　テラノファントム
　　　　　▲　　サイレントフォース
　　　　　△　　マッカラン
　　　　　△　　ヤマニンキングリー

馬券は◎を軸にした馬連を少々。

西の京都新聞杯は２戦２勝のキングヘイロー産駒ヒルノラディアンに注目している。

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