オークス 予想

桜花賞で波乱の立役者になったレジネッタは一番人気になりそうもない。２着のエフティマイアも競馬新聞ではほとんどシルシがついていない。大多数の競馬新聞スタッフや競馬ファンは桜花賞の結果を特殊な出来事と見ているようだ。

土曜日からの雨で馬場の悪化は避けられそうにない。更に積極的にレースをリードする馬もいない。重馬場のスローペースと見て、推定タイムは２分２９秒くらいか？

さて、ハナを奪うのはどの馬だろうか？　ハートオブクィーン、ブラックエンブレム、カレイジャスミン、エアパスカルあたりが前に行くと思われるが、何が逃げるか皆目見当つかない。ライムキャンディも思い切っていく可能性もある。いずれにしろ、ある程度前々に位置する馬に有利になるだろうが、Ｃコースに替わって直線馬場の荒れていない外から突っこんで来る瞬発力のある馬も連下には考えておく必要がありそうだ。

桜花賞が終った時点ではリトルアマポーラとソーマジック、それに外枠で出遅れてほとんどレースをしていないブラックエンブレムの３頭がオークスで期待できる馬と回顧で書いたが、その時の考え方を変更するような新たなものはない。

本命はリトルアマポーラだ。大外枠は気になるが馬場が渋ったことで馬群がコンパクトになり、それ程離されずに付いていけそうなので、直線外から豪脚を披露しキッチリと差し切ってくれると思う。コーシローが腰を据えた乗り方をすれば負けないと見ている。

相手はソーマジックにする。ダートでも勝っているように時計のかかる力のいる馬場は苦にしないだろう。血統的に距離が伸びるのは歓迎のようにも見えるが、千四の春菜賞での切味は長距離向きではないようにも見える。スローの瞬発力勝負なら距離不安があったとしても何とかゴマカせると思いたい。

この２頭をまとめて負かす可能性があるのはエアパスカル、ブラックエンブレムのウオーエンブレム産駒２頭だと思う。どちらも前で競馬する馬で、瞬発力はないが上がりのかかる馬場で渋太い粘りを身上とする。一応、エアパスカルを単穴、ブラックエンブレムを爆弾の☆にするが、期待は桜花賞ではまともな追い切りが出来なかったブラックエンブレムの変わり身のほうだ。

他では軽めの調教は頂けないが重が上手そうなトールポピーを連下にする。輸送を考慮して馬なり調教のようだが、恐らく強くやると馬体が細化する心配があるのだろう。調子落ちの可能性もあるので馬体重、パドックを見て切ることも考えている。「２００８年　クラッシク三冠　予想」でオークスのダークホースにしていることもあり、出来れば切りたくないのだが…。

他では１勝馬だがライムキャンディの素質に賭けて連下にする。２戦目でリトルアマポーラの２着と好走し、血統は府中得意のタニノギムレット産駒。前走は太めな上に落鉄の不利もあり人気に応えられなかったが、一叩きした今回は変わり身が見込めると見ている。

もしトールポピーが馬体重を減らしているような場合はレッドアゲートを連下に取りたい。

まとめると　　　

　　　　　◎　　リトルアマポーラ
　　　　　○　　ソーマジック
　　　　　▲　　エアパスカル
　　　　　△　　ライムキャンディ
　　　　　△　　トールポピー
　　　　　△　　レッドアゲート
　　　　　☆　　ブラックエンブレム

馬券は◎☆を軸にした馬連を主力に３連単も少々買いたい。

 

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