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【株戦記】 2日新甫の6月は波乱の月? [株]

今週の市場
よくわからん展開であったが、終ってみれば日経平均の月足は陽線。これで2ヶ月連続の陽線となった。[soon]

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             週末値     前週比
  Nikkei225     14,338       326
  NikkeiJQ       1,527      -   5
  Mothers           652      -  12

  Dow30         12,638       159
  Nasdaq          2,522         78
  CMEN225    14,370        485
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日経平均は週初に320円の下げ、29日木曜日には415円の上昇と値幅が大きく動いたが、終値は1万4千台を回復し、3月17日安値からの戻り高値14392円の更新が狙える水準まで上昇した。債券から株式へ資金シフトが鮮明になり、原油価格上昇が一服したことなどから、先物主導で値動きの荒い展開になったようだ。一方、新興市場は蚊帳の外で低調であった。

今週のサプライズは何といってもアデランスだろう。株主総会で現経営陣の再任が否決されたことで株価が一時ストップ高になるなど2日連続で急騰した。現経営陣は株主からも市場からも不信任を突き付けられた訳である。この結果を見て肝を冷やした経営者は多々いると思うが、今後持ち合いなど買収防衛に名を借りた自己保身に傾斜していく経営者が増えそうな気がする。ハリネズミのようになった会社に対して市場がどう見るかは明らかだと思うが…。

半導体関連銘柄の上昇で含み益が増えたのは嬉しいが、ネット関連銘柄の動きが低調なのが悩みの種だ。「年の半ばで相場の主役は一変する」と言われているので物色の矛先がネット関連銘柄に向かってくることを期待したい。何しろテクニカル指標では売られ過ぎの水準にある銘柄が多いので、買い増し、新規買いのタイミングを見計らっているのだが…。


来週の主なスケジュール
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  国内
    06日  5月携帯電話契約純増数

  海外
    02日  5月ISM製造業景気指数(米)
    05日  5月ISM非製造業景気指数(米)
    06日  5月雇用統計(米)
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来週の展望と投資スタンス
6月は2日新甫になる。2日新甫の月は荒れると言われているが根拠はないようだ。ファンダメンタル面から見ればここから買い上がるには材料不足のように思うが、米国市場の動向次第では年初来高値14691円を更新する可能性はあるかも? 

その米国市場は経済指標の発表が相次ぐ。今週のGDP上方修正のように景気の底堅さを示す指標が続くようであれば株価上昇も期待できるが、逆に予想が下回れば利益確定売りが優勢になるだろう。4月末にスタートした減税がガソリン価格の高騰で効果が不安視されているので多くは期待できないと見ているが…。

国内では経済指標の発表はほとんどないが、携帯電話契約純増数でソフトバンクが13ヶ月連続純増数トップになれるか注目している。ソフトバンクの株価は冴えないので株主総会に向けて孫社長が株主を喜ばすような何かをやらかすかも?

来週はボックス圏相場になると見ているので模様眺めをしようと思っている。下押しすれば狙っている銘柄の打診買いを入れる準備はしているが、慌てて買う必要もないと思っているので条件が揃わない限り見送りにしたい。

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タグ: 投資
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