ＣＢＣ賞 回顧

スプリントの新星誕生と言いたい所だが、今日のレース内容では少し荷が重そうだ。僚馬のダノンゴーゴーには刃が裁たないような気がする。

レース結果     　　　　　　　        天候；　　馬場；良
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　　　　◎　スリープレスナイト　　1:08.0 　　3F 34.0
　　　　　　 スピニングノアール　　１ 1/4
　　　　　　 テイエムアクション　　１ 1/4
　　　　　　 ウェスタンビーナス　　ハナ
　　　　▲　カノヤザクラ　　　　　  アタマ
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馬券　連敗街道まっしぐら…

下馬評通りウェスタンビーナスの逃げで、３Ｆ34.0、４Ｆ45.4のスローペースとなった。２番手追走のスリープレスナイトが勝ち、インの５、６番手にいたスピニングノワールが２着と典型的な前残りの競馬だった。タイムも平凡でスプリンターズＳに繋がるようなレース内容ではなかった。

圧勝したスリープレスナイトは出足も良く２番手の位置で流れに乗り、直線に向くと逃げるウェスタンビーナスを簡単に交し先頭に立ち、残り二百を過ぎると後続を引離し余裕のゴール。前半34.0、後半34.0で、イーブンペースに強いクロフネ産駒らしいレースであった。ダート千二で６勝しているが、血統的にも芝では何ら問題なく、むしろ芝の方が行き脚がいいようだ。橋口厩舎はこの馬とカノヤザクラ、ペールギュント、ダノンゴーゴーとスプリントのスペシャリストが揃っている。

２着のスピニングノワールはインをロスなく走り、内のゴチャついたところを上手く捌いて直線伸びてきた。今日のところはユーイチが上手く乗ったに尽きるような気がする。中京千二専用ランナーなので他場での期待はしない方が良いだろう。

外を回って直線追込んできたテイエムアクションが逃げたウェスタンビーナスをハナ差交わしての３着だったが、この馬もダート路線を歩んできた馬で荒れた馬場への適性があったと言う事だろう。

５着のカノヤザクラはスローペースに泣いた。上り３ハロン33.6のメンバー中最速の脚でインを突いて伸びてはいるものの、直線の短い中京ではあの位置からでは届かない。新潟のアイビスサマーダッシュを目標にした方がいいのではと思う。

期待したキョウワロワリングは３コーナーから捲って４コーナー大外を回るレース。直線も外からいい脚を使っているがゴール前では脚が上がって伸びが止まっていた。スローな流れになった時点でどこにも来ないと見ていたが、加えて策のない乗り方では馬群に沈んでも止むを得ないだろう。

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