マーメイドS 回顧 [競馬]
1000万条件戦でも着がやっとの馬が、最軽量ハンディ48Kとは言えGⅢ重賞を勝ってしまった。シンジラレナーイ!
レース結果 天候; 馬場;重
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トーホウシャイン 2:03.5 3F 37.3
ピースオブラヴ 1 1/4
ソリッドプラチナム 1 1/4
○ ブリトマルティス 3
△ ベッラレイア 4
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馬券
ハナに立ったのはユーイチのピースオブラヴで、2番手のブローオブサンダーを4、5馬身ほど引き離しての逃げ。ラップは3F36.3、4F48.8、1000通過が1分1秒1と馬場差を見込んでもスロー。後半の千が1分2秒4で前半のスローな流れの割には上がりもかかっているとこを見ると、馬場が相当悪化していたのだろう。
勝ったトーホウシャインは最低人気で、道中は後方3番手の内を追走し、4コーナーでは中団まで上がってきて、直線内ラチ沿いを伸びてきた。馬場が渋り上がりのかかるレースでロスのない走りが嵌ったとしか思えない。他の馬が走らな過ぎと見ることもできるが…。
逃げたピースオブラヴが渋太く2着に粘ったが、軽ハンディな上にマイペースで折合えたのが好走の要因だろう。ローカル平坦専用馬と見ていたのだが、ユーイチにしてやられた。
ソリッドプラチナム中団やや後ろ目の位置取りで、直線は外から伸びてきてブリトマルティス、ベッラレイアを交わして3着に入ったが、ガサのない馬なので渋った力の要る馬場は本質的に向いてないようだ。
1番人気のベッラレイアは馬場状態を考えてか前に出しての競馬。が、直線では早々に脱落してしまった。馬場のせいもあるだろうが、未だ復調途上と見た。血統の字面ほど成長力がないとの見方もあるが…。
ダンスインザダーク産駒のザレマとレインダンス2頭も馬場に泣いた口だろう。2頭ともこの程度のハンディで勝馬から2秒以上も離される様では今後が思いやられる。終わっている可能性もあるが…。
4歳牝馬世代は強いと言われているが、強いのはダイワスカーレットとウオッカの2頭だけで、後の馬は大したことがなく並みのレベルと言う事か。
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