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【株戦記】 忙中閑あり…休むも相場! [株]

今週の市場
東京市場はニューヨーク市場のミラー相場だったが、日経平均は24日に13500円台を回復し週足は7週ぶりの陽線となった。[soon]

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             週末値    前週比
  Nikkei225     13,334       531
  NikkeiJQ       1,457          3
  Mothers           518         21

  Dow30         11,370      -126
  Nasdaq          2,310         28
  CMEN225    13,510       370
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3連休明けの22日に13000円台を回復した日経平均は、米国市場の堅調さもあり3日続伸しザラ場で13600円を超える場面もあった。24日の米国市場で中古住宅販売件数が統計開始以来の最低記録を更新したことやフォードの決算が同社史上最大の赤字となったことなどから、先行きの不安と利益確定売りで急落したことを受けて、25日東京市場は戻り売り相場となった。日経平均は3月17日を1番底とし、7月16日を2番底とするような歩みとなってきた。

マザーズ市場も急騰し9週ぶりの週足陽線となったが買い戻しとみたい。騰落レシオは依然として60%台であるので上昇の余地をまだ残していると見たい。

25日にヤフーが1Qの決算を発表したが、予想レンジの下限に近い数字となった。成長力の鈍化が鮮明になり景気減速の影響も少なからず受けているようだ。自社株買いで取得した株式(発行済み株式の2%)を消却することも発表したが、当面株価は弱含みで推移するのではと見ている。

日米とも半導体関連銘柄が冴えない。米国ではTI、サンディスク、AMD、日本では日立国際電気などが予想外の決算で売られた。フィラデルフィア半導体指数(SOXX)も3月17日の年初来安値332ポイントを割る寸前まで来ている。サンフランシスコで開催されたSEMICON WESTでアプライドマテリアルズ、KLAテンコールなどが慎重な受注ガイダンスを発表している一方、東京エレクトロンは強い見通しを示しているので判断に迷うところだ。

来週の主なスケジュール
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 国内
  30日  6月鉱工業生産速報

 海外
  29日  5月S&Pケース・シラー住宅価格指数(米)
  31日  4-6月期GDP速報(米)
  01日  7月雇用統計(米)
        7月ISM製造業景気指数(米)
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来週の展望と投資スタンス
国内では31日に決算の最初のヤマ場を迎える。米国では重要経済指標の発表が相次ぐ。決算の注目はアジアを中心とした新興国市場での売上げ動向である。新興国市場がどの程度米国市場減速の影響を受けているか見極めるのにコマツなどの決算は注視したい。他ではソニー、ディスコ、任天堂、セガサミーなどに注目している。

米国では住宅と雇用に注目したい。特に雇用への警戒感が強いので発表される数字次第では波乱がありそうだ。日本市場への波及は再来週になるのだが…。

月末の日経平均終値が13514円を上回るかも注目点である。上回れば月足陽線となる。シカゴの日経平均先物が大証比150円高の13510円で戻ってきているので、週初は高く始まると思うが、その後は一進一退の揉み合う展開になるのではと見ている。基本的には今週同様米国市場のミラー相場で、ウォールストリートとワシントンの動きに一喜一憂することになると思う。

投資スタンスはニュートラルだ。急騰した銘柄が多くターゲットゾーンから外れてしまった。かと言ってショートポジションも取り難いレベルなので、ここは一休みしようと思っている。もちろんスクランブル発進は出来るようにしておくが…。

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タグ: 投資
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