セントウルＳ 回顧

高松宮記念馬２頭とも掲示板にも載らない体たらく。休み明けでスプリンターズＳ目標だとしても、あまりにも不甲斐ないレース内容であった。

     　　　　　  天候；　　 馬場；良
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　　　　　　　　カノヤザクラ　　　　　1:07.3　　　3F 33.8
　　　　　　　　シンボリグラン　　　　１ 1/4
　　　　　　　　スプリングソング　　　１ 1/4
　　　　　　△ ジョリーダンス　　　　クビ
　　　　　　　　レッドバトラー　　　　 ３／４
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馬券　放牧明けでまだボケていますﾅ～。

ポンと出たのは予想通りタニノマティーニだったが、外からスプリングソング、マルブツイースターなどが押してタニノのハナを叩く。シンボリグランも早めに上がって行った。

スプリングソングのラップは３Ｆ33.5、４Ｆ44.2なので、このクラスでは平均ペースで前に行った馬に有利な展開であった。

勝ったカノヤザクラは小牧騎手に乗り替わってから出遅れ癖が嘘のように好スタートでタニノマティーニの直後につけ絶好の５番手の位置。直線シンボリグランが先頭に立った外を測ったように追込んできてあっという間に交わして余裕のゴール。連勝でサマースプリントシリーズのチャンピオンとなったが、この勢いでＧⅠもと行きたいところだが何かが足りないような気がする。母系のWoodmanの血がＧⅠを勝つ底力に欠けると見ているのだが…。橋口厩舎にはスリープレスナイト、ダノンゴーゴーと短距離の有力馬が揃っているので、スプリンターズＳは３頭出しになるのだろうか。

シンボリグランはユーイチの好騎乗で２着に来たと見ていいだろう。早めに３番手まで進出し、直線逃げるスプリングソングを交わし、一瞬勝ったかなと思わせたが、外から一気に来られてしまった。今日のようなレースが出来れば成績も安定してくると思うが、ＧⅠで云々する馬ではないと思う。

逃げたスプリングソングは新馬から３連勝した素質の片鱗を示した。休み明けの３歳馬にしては上々の結果だ。血統的にも成長力がありそうなので期待したい。いずれ重賞は勝てる器と見た。

ユタカのスズカフェニックスは出負けして最後方からの競馬となった。残り８００辺りから外を上がって行った時は期待したが、直線は案外であった。スタートの拙さから思ったようなレースが出来なかったにしても、着を外すようでは馬がボケていたとしか考えられない。次はキッチリと変わってくるだろうが、向いていそうもない中山で勝てるかとなると？がつく。

ファイングレインは好位につけるレースだったが、直線は５９Ｋが堪えたのか、はたまた仕上がり途上だったのか良い所無しであった。陣営もスプリンターズへの叩き台と言っていたので、次はキッチリと作ってくるので変わり身を期待しても良いだろう。スズカよりは中山適性はあると見ている。

期待したアポロドルチェは追走がやっとでレベルの違いがハッキリした。懸念した通り平坦コースでこその馬なのだろう。

 

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