セントライト記念 予想 [競馬]
中山の二千二百の重賞はAJCC、オールカマー、そしてこのレースと3つあるが、この距離の種牡馬成績を見てみるとサンデーサイレンスが圧倒的な強さを示している。続いてサンデー産駒のスペシャルウィーク、フジキセキ、アドマイヤベガの順となるが、レース数が少ないにも拘らずロベルト系のシンボリクリスエスも上位に顔を出してきている。
馬場状態が気になるところだが、日曜日の日中は曇で雨は夕方からなので、馬場は回復し良馬場になると見て予想したい。
恐らくノットアローンがハナに立ち中舘のキングオブカルトとネオスピリッツが追う展開になると見ている。外回りの二千二百らしく澱みのない平均的な流れになると思われる。推定タイムは2分12秒台後半くらいか。
ダービー4着のマイネルチャールズが札幌記念を叩いて得意の中山コースなので人気になっているが、全姉マイネヌーヴェルが3歳春に3連勝したがその後勝てなかったことを見ても、旬は過ぎ去っているような気がする。春は完成度の高さで重賞を連覇しクラシックでも好走したが、成長力には乏しいと見たい。ブライアンズタイム産駒はこのレースで勝っている馬はなく、2着にトレジャーとトーホーシデンが来ているだけだ。AJCC、オールカマーでも勝馬はいない。春の実績とコース適性から無視は出来ないが、連下の評価でいいだろう。
主力に推したいのは大外枠のハンディがありながらダービーで0.6差の6着に押上げてきたクリスタルウィングである。半姉トゥザヴィクトリーが古馬になってから重賞を勝ちGⅠのタイトルを獲得したように成長力豊かな血統である。春は完成途上ながら潜在能力の高さを見せていた。レース間隔が詰まり押せ押せで使ったことで馬体も寂しくなっていたが、夏場の休養で回復し仕上がりも良好なようだ。アドマイヤベガ産駒の中山二千二百適性もプラス材料だ。
相手は先行するキングオブカルトにする。クラシック不出走だが距離伸びて頭角を現してきた馬である。父キングマンボ産駒ではAJCCのアメリカンボスがいるので、この距離、コースとも適性は高く、ミスプロ系にしては成長力のある血統である。加えて前が止まらない今の中山の馬場も味方しそうだ。
ダークホースは折合い面と距離に不安はあるが、逃げて渋太いノットアローンにする。変に押えず馬任せに行かせれば、気分良く逃げ切ってしまう可能性もあると見ている。
他では中山コース向きの器用さがあるタケミカヅチと格下だがアグネスタキオン×キングマンボの血統が中山二千二百にピッタリと思われるコンベンションを連下に取りたい。
まとめると
◎ クリスタルウィング
○ キングオブカルト
▲ ノットアローン
△ マイネルチャールズ
△ タケミカヅチ
△ コンベンション
馬券は◎を軸にした馬連を主力に3連単をパラパラと…。
コメント 0