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スプリンターズS 回顧 [競馬]

スリープレスナイトの圧勝だった。クロフネはフサイチリシャールについで2頭目のGⅠ馬を出した。それにしても、この世代の牝馬は強い。ウオッカ、ダイワスカーレット、アストンマーチャン、エイジアンウィンズ、そしてスリープレスナイトと3歳クラシック競争以外で5頭のGⅠ馬を輩出している。それに比べてこの世代の牡馬は…。[soon]

  11489782.gif      天候;[曇り]曇   馬場;良
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 [1] △ スリープレスナイト   1:08.0   3F 34.4
 [2] ○ キンシャサノキセキ   11/4
 [3] ◎ ビービーガルダン    クビ
 [4] ▲ スズカフェニックス    1/2
 [5] ☆ アポロドルチェ      アタマ
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馬券 馬連だけ的中[手(チョキ)] トリガミだよ~n[ふらふら]

絶好のスタートはスリープレスナイト、上村騎手は内を見て押える。エムオーウィナー、ビービーガルダンが競るも、押してウェスタンビーナスがハナに立った。ラップは3F33.6、4F45.0とこのクラスにしては平均以下。ウェスタンビーナスはハロン11秒台に落として快調に逃げるが内からアポロドルチェ、外からビービーガルダンが追いかける。残り200を過ぎるとスリープレスナイトが抜出してきた。ビービーガルダン、キンシャサノキセキ、アポロドルチェ、その後からスズカフェニックスが襲い掛かってきたが、ゴール手間で上村騎手が左腕を挙げ勝利を確信するほどの余裕でゴール。2着にはゴール前でビービーガルダンを何とか捉えてキンシャサノキセキが入った。

前半の3Fが33.6、後半の3Fが34.4。勝ちタイムも平凡でレベルの低いスプリントGⅠ戦であった。

5連勝で初GⅠ制覇となったスリープレスナイトは余裕を持って4、5番手からの競馬。直線抜出すときの瞬発力は想像以上であったが、抜出したあとのスピード持続力も驚きである。クロフネ産駒にしては切れるし脚が続く。とは言っても精々1ハロン位だが…。前半脚を溜めることが出来たのが勝因だろう。強いと言うより他の馬が走らなかったので勝ってしまったとの印象だ。この後はスワンSからマイルCSを目指すのか、それとも香港スプリントに行くのか陣営も迷っているのではないだろうか。距離は血統・体型からマイルあたりまでなら問題ないと思うが…。

高松宮杯に続いてGⅠ2着のキンシャサノキセキは外目を勝馬をマークするようについていき、いつものかかり癖も見られずスムースな走りだったが、直線のキレがイマイチだった。中山の急坂が堪えているのだろうと思う。それでも最後はビービーガルダンを力で捻じ伏せたのは底力の証明だと思う。この馬もスワンSからマイルCSのローテーションだと思うが、イワタも手の内に納めたようなので距離延びても期待できると思う。

3着のビービーガルダンはもう少し前目の2番手辺りから直線早めに抜出してくると見ていたが、アンカツが押さえ気味のレースをしたのは意外であった。切れ味不足と言うか、パンチ力不足と言うか、GⅠを勝ちきるには力不足だったと言うことだ。

スズカフェニックスは後方からの競馬で、直線伸びてはいるものの、この馬本来の伸びではなかったように思う。本来なら上り33秒を切るような爆発的な末脚で伸びてくるはずだが…。衰えたのかも知れない。

複穴で期待したアポロドルチェは直線一旦2番手に上がり、あわやのシーンもあったが最後は力尽きた。それでも勝馬とは0.3秒差なので、血統からコンスタントに走らないと思うが、3歳馬で成長も期待できるし、忘れた頃に穴をあける馬券的にやっかいな馬になるような気がする。

 


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