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【株戦記】 もうはまだ、まだはもう… [株]

今週の市場
為替の暴風が吹き荒れた週であった。日本は株安、円高だが、ほとんどの国は株安、通貨安。まだ、恵まれているほうかも…。[soon]

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             週末値    前週比
 Nikkei225      7,649      -1,044
 NikkeiJQ       1,084             0
 Mothers           296         - 14

 Dow30          8,378        -474
 Nasdaq          1,552        -159
 CMEN225      7,550      -1,105
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日経平均は米国市場の軟調さと円高ドル安・ユーロ安で22日から急落し、週末にはいとも簡単に8000円を割り、2003年4月の安値7607円を脅かす水準まで下げた。投資信託の解約売りや為替の急変によるパニック売りなど、まさにバナナの叩き売り状態の東京市場であった。

業種別では電力・ガスのみが上昇し、他は全て下落した。ソニーの業績下方修正と円高で精密機器、ガラス・土石などの下げは週間で各々18.9%、16.5%とまさに暴落であった。既に建設、電気機器、小売などの業種は2003年4月の安値水準を下回っている。

新興市場は日経ジャスダック平均、マザーズ指数とも週末にかけて3日続落したが、円高の影響を受けない内需関連銘柄が多いため下げは限定的だった。

今週は中立で動かないと決めていたが、狙っていた銘柄が週末にターゲットゾーンに入ってきたので買いの誘惑に駆られるも、あまりにも下落スピードが速く下値に張り付いたので手を出すのを止めた。十分に下げたのでここからの下げは限定的だとも思ったが、まだ安く買えるチャンスがあるとの囁きが脳裏から聞こえてきたので、少し欲をかく事にした。既に欲をかき過ぎている状態なのかも知れないが…。

来週の主なスケジュール
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  国内
   29日  9月鉱工業生産速報
   31日  9月全国消費者物価指数
        日銀金融政策決定会合

  海外
    27日  9月新築住宅販売件数(米)
    28日  8月S&Pケース・シラー住宅価格指数(米)
          FOMC(~29日)
    29日  9月耐久財受注(米)
    30日  7-9月期GDP速報値(米)
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来週の展望と投資スタンス
週末の新聞を読むと悲観的記事ばかりである。CMEが7550円と戻ってきていることもあり、バブル後の日経平均安値7607円を割ると見ている人が大半で、中には6000円台に突入する論調も見受けられる。年末には5000円台と見ている人もいるようだ。

こんな中、来週は7-9月期決算発表のピークを迎える。下方修正企業が大半だと思うが、既に市場は今年度の業績悪化を織込みつつあるので、ソニーの決算発表のようなインパクトはないと思う。それでも下落圧力にはなるので、来週は弱含みの展開になると見ているが、月末にかけて切り返すような感がする。ポイントは米国のFOMCだと見ている。

「もうはまだなり、まだはもうなり」の格言が来週にふさわしい言葉になるような気がする。ここは勇気をもって買い出動に踏み切ろうと思っている。もちろんもし下がったら、決めたルールに従い損切りをするだけだが…。「虎穴に入らずんば虎児を得ず」だ。

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タグ:投資
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