富士S 回顧 [競馬]
やはり重賞戦線は5歳世代が圧倒している。重賞勝ちのある3歳馬7頭ではレッツゴーキリシマの5着が最高。現時点の3歳世代のレベルは相当低いと見ていいのでは…。
天候; 馬場;良
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▲ サイレエントプライド 1:32.7 前半34.6 - 46.1
リザーブカード クビ 上り46.6 - 34.8
バトルバニヤン クビ
△ エイシンドーバー 1
△ レッツゴーキリシマ クビ
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馬券 絶不調…
外枠から押してハナに立ったのは下馬評どおりコンゴウリキシオー。ラップは3F34.6、1000m通過が57.9のハイペース。前半が46.1、後半が46.6とバランスの取れたラップで、インの経済コースを通った先行馬が止まらないレースになった。
逃げ馬の2番手につけたサイレントプライドが直線残り400で抜け出し押し切る強い競馬をした。直線インに斜行しレッツゴーキリシマの進路を妨害したのはいただけないが…。6ヶ月の休養を挟んでマイルの重賞を連覇しマイルCSの有力馬に躍り出たが、馬場が渋れば切れ味不足を補えるのでチャンスが出てくると思う。
2着のリザーブカードは中団のインからの競馬で、直線内に閉じ込められ前が開かなかったが、バラけた残り200からの末脚を伸ばして先頭に迫ったがクビ届かなかった。脚を余したレースであった。
バトルバニヤンは5番手追走で直線はサイレントプライドの直後につけ一緒に伸びてきたが脚色は同じであった。渋太さはあるが切れる脚がないので上のレベルでは苦戦しそうだ。
4着のエイシンドーバーは前目で追走したが、4コーナーから直線の勝負所で置かれてしまった。坂を上がったところから底力を示し追い込んできたが、何か物足りないレースであった。やや外目のコース取りが災いしたとも言えるのだが…。
ユタカに乗り替わった3歳のショウナンアルバは殿から2番手と、折り合いに専念した競馬になった。直線はインに突っ込み、3F33.6のメンバー中最速の脚で伸びてきたが、前が詰まる不利もあり0.3差の6着。今日のところは折り合いがついたようだが、極端な競馬しかできないようでは今後あまり期待できないと思うのだが…。
本命に推したマルカシェンクは中団からのレースになったが、直線全く伸びず0.9差の13着と惨敗。ユーイチも原因不明と言っているようだが、ここまで酷い負け方をするのは転厩による調整の失敗だろう。-6Kの490Kはデビュー以来最低の馬体重は輸送によるものなのか、夏場の過ごし方に問題があったのか解らないが、立直しに時間がかかるような気がする。
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