アルゼンチン共和国杯 予想

土曜の昼頃にお湿り程度の降雨はあったものの芝状態は良好で時計も速いため、今週も前々で競馬する馬に有利で後方一気はよっぽど嵌らないと無理なようだ。

逃げるのはマンハッタンスカイで軽量のテイエムプリキュアやスクリーンヒーローあたりが追いかける流れではスローペース必至だろう。前残りを意識して、ジョッキーも３コーナーあたりから好位置を確保しようと動くと思うので、ダンゴ状態で４コーナーを回ると見ている。後半１０００メートルで持続性のある瞬発力が問われそうだ。推定タイムは２分３１秒の前半か。

実力的にはアルナスラインが筆頭だろう。同距離の目黒記念で５８Ｋを背負ってホクトスルタンの２着の実績があり、脚を余して負けた前走を叩いての２戦目なら順当に賞金を稼いでＪＣへとなるのだが、持続力はあるが切れる脚がないので決め手のある馬や軽量馬に足元を掬われる可能性があるのではと見ている。まあ、それでも対抗以下には落とせないが…。

本命は１１ヶ月の休み明けになるが仕上がり良好なネヴァブションにしたい。府中より中山向きの脚質で、昨年もこのレース１番人気で８着に敗れていることを考えると狙い難いのだが、昨年はインフルエンザで順調さを欠いた事もあるので度外視したい。この馬の特徴はいい脚を長く使えることであるので、府中のこの距離はピッタリかもしれない。正直言うと、有馬記念でこそ狙いたい馬なので、ここはそこそこのレースをして人気が上がらないほうがいいと言う思いはある。

ダークホースは大賞典組のメイショウカチドキにしたい。４歳時に３連勝したが、その後約４年の休養を余儀なくされ８歳になってしまった。１５戦６勝の成績も立派であるが、内５勝は２３００以上の距離であげているうえに、アイポッパーやサクラセンチュリーを下した事もある。前走の末脚の切れに復調が伺えたので一発を期待してみたい。

連下には５歳勢のトウショウシロッコ、エアジパング、キングアーサーの３頭を取りたい。実績の割りにハンディが見込まれたジャガーメールと平坦向きと見ているスクリーンヒーローの４歳勢は人気しすぎているので嫌いたい。

　まとめると　　　　

　　　　　　　◎　　ネヴァブション
　　　　　　　○　　アルナスライン
　　　　　　　▲　　メイショウカチドキ
　　　　　　　△　　トウショウシロッコ
　　　　　　　△　　エアジパング
　　　　　　　△　　キングアーサー

馬券は◎○▲の馬連ボックスと◎から△の馬連を中心にする。

 

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