ステイヤーズＳ 予想

もう、暮れの中山開催だ。一年が過ぎるのもあっと言う間だった。餅つき競馬の始まりは名物のマラソンレースだが、今年から西で鳴尾記念も開催されるので、忙しい土曜競馬となりそうだ。

先手を取るのは内からメジロコルセアでビエンナーレ、ナイアガラあたりが続きそうだ。並びはすぐに決まり流れは落着きそうだが、勝負所の３コーナーから仕掛けるマキハタサイボーグなどがいるので結構脚を使わされる展開になり、最後はスタミナ勝負になるような気がする。推定タイムは例年並みに３分４４秒台か。

菊花賞２着のフローテーションが普通に実力を発揮すれば力の違いを見せつけるレースになると見ていたが、ペースのアップダウンが激しくなりそうなので折り合い面に難のあるこの馬にとっては予想以上に厳しい展開になりそうだ。更に、この馬は２番が利かないタイプのようにも見えるので、力は認めても今回はダークホースにしたい。

ペリエに乗り替わったナイアガラが押し出された１番人気になっているようだ。５歳馬だが２年以上のブランクがあるため未だ１１戦しかしていないし、この秋２連勝で調子をあげている上に、３歳時には後の天皇賞馬アドマイヤジュピタを負かしている素質の高さもある。人気になるのはわからないでもないが、距離も長すぎるので連下の評価でいいのではないだろうか。

主力に推したいのはノリのエアジパングだ。アルゼンチン共和国杯でも期待していたが、道中不利があり大敗した。府中コースより中山向きの脚質でもあり、切れる脚はないものの渋太さがあるので、上手く流れに乗り４コーナー先頭で回るようなら、他の馬もバテテいるので押し切ってしまう可能性もあると見たい。

相手は初芝になるが実力馬のドラゴンファイヤーを抜擢したい。スタミナはあるので芝の緩急あるスピードに対応できるかだけだと思うが、血統的には芝でも何ら問題ないので一発を期待してみたい。

他では菊花賞では不利があり着順こそ悪いが、距離延長で素質の良さがでそうなメイショウクオリアを連下に取っておきたい。

　　まとめると　　

　　　　　　　◎　　エアジパング
　　　　　　　○　　ドラゴンファイアー
　　　　　　　▲　　フローテーション
　　　　　　　△　　ナイアガラ
　　　　　　　△　　メイショウクオリア

馬券は◎からの馬連と３連単にしたい。

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