ジャパンカップ・ダート 予想 [競馬]
今年から阪神ダート千八に変更されたが、府中の二千百よりは参戦できる層が広くなり、スピーばかりでなく坂を克服するスタミナも要求されるので、スリリングなレースになりそうだ。
阪神のダート千八はブライアンズタイム産駒が圧倒的な強さを示している。2番手はサンデーサイレンス産駒でフジキセキ、エルコンドルパサーと続く。フリオーソ、ワイルドワンダー、カネヒキリ、ヴァーミリアンらには心強いデータである。
ダート戦線はディープインパクトと同世代の6歳勢が圧倒的な強さを誇っている。代表格はヴァーミリアン、カネヒキリ、サンライズバッカスの3頭だが、世代交代の流れが急になってくるのも概ねこの時期であることを考えると、今回は未知の魅力に賭けるのが正解のようにも思えてくる。
さて、ハナを切るのは外国馬のティンカップチャリスとの下馬評だが、フリオーソ、カジノドライヴ、サクセスブロッケンなどの有力馬も差なく追走しそうなので、緩みのないタフな流れになりそうだ。一本調子のスピードだけでは凌ぎ切れず、直線坂でのスタミナと勝負根性が要求されるハードなレースが予想される。推定タイムは1分49秒台前半か。
ここは思い切って地方の雄フリオーソを狙ってみたい。慣れない長距離輸送な上に、ヴァーミリアンには何度もブッチギられているので、普通なら格下扱いの馬であるが、ブライアンズタイムにミスプロとガリガリの米国ダート配合で、母系には底力の宝庫で晩成型の欧州系ヌレイエフの血が入り、成長余力もまだ有りそうだし、何より大仕事をする血統であるのも心強い。
相手は阪神を得意コースにしているワイルドワンダーを取りたい。この馬もヴァーミリアンとの対戦成績では分が悪いが、ペースが緩みそうもない今回は末脚勝負のこの馬にとっては願ってもない舞台になりそうだ。
どのくらい強いのか、はたまた脆いのかわからないカジノドライヴをダークホースにしたい。時計勝負のダートでの走りに戸惑う可能性もあるので大惨敗も覚悟の抜擢である。
連下にはやはり実力馬ヴァーミリアン、そして復調急なカネヒキリ、成長力が魅力の3歳馬サクセスブロッケンの3頭を取りたい。
◎ フリオーソ
○ ワイルドワンダー
▲ カジノドライヴ
△ ヴァーミリアン
△ カネヒキリ
△ サクセスブロッケン
馬券は◎○を軸にした馬連と3連単にする。
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