朝日杯ＦＳ 予想

逃げて勝ってきた馬が多い。内からミッキーパンプキン、トウカイフィット、ツルマルジャパン、ゲットフルマークス、ホッコータキオン、ケンブリッジエルと６頭もいる。当然ハナ争いは激しくなりハイペース必至の流れになりそうだ。

ブリンカー着用のツルマルジャパンの出方が気になるが、外枠でも普通に走ればホッコータキオンのスピードが優っているのでハナに立つのではないかと思う。ペリエのミッキーパンプキンは前目のインで押え脚を溜める戦法に出るのではないかと思う。今日の中山マイル戦はひいらぎ賞も古馬１０００万下も１分３５秒３と例年より遅いタイムだった。芝刈りを実施していない今週の中山は、少し時計のかかるタフな馬場になっていると見たい。ハイペースで上りもかかるレースになるような展開が予想されるので、マイル以上で実績を残している馬に有利に作用しそうだ。推定タイムは１分３４秒前半と見る。

本命は２戦２勝のミッキーパンプキンだ。逃げて勝って来ているが上りもメンバー中最速なので、番手で折り合いをつけられれば、直線インからスッと抜出してくるだろう。最近冴えの見られないペリエだが、２月のきさらぎ賞でもここ一番での勝負強さを見せ付けている。写真で馬体を見ると、やや胴長の体型なので距離不足の感がしないでもないが、スピードだけでなくスタミナも要求される現在の芝なので、むしろ中距離以上に適性のあると思われるこの馬には向いているような気もする。

相手は外枠で不利であるがホッコータキオンにしたい。ハイペースで逃げたデイリー杯はインをついて勝ったシェーンヴァルト以上に価値がある。中々バテないのは、母系に流れるリボーの血を受継いでいるからだと思う。ヤネがイマイチなのが気になるが、自信を持って力勝負を挑めば押し切れるような気もする。

単穴はシェーンヴァルトにする。ジャングルポケット産駒は中山のマイルで勝ち星がないので評価を下げた。前走のレコード勝ちは恵まれた感もあるので、幾分割引いて評価しないといけないが、今回も展開面で恵まれそうなので３番手に取っておきたい。

ミスプロ系の２頭、ブレイクランアウトとフィフスペトルは軽く速い馬場であれば主力に取りたいところだが、如何せん今の中山の馬場はスタミナも求めらるので、直線の急坂でガス欠になりそうな気がする。素質と成績から無視は出来ないので連下に取っておきたい。

　まとめると　

　　　　　　　　◎　　ミッキーパンプキン
　　　　　　　　○　　ホッコータキオン
　　　　　　　　▲　　シェーンヴァルト
　　　　　　　　△　　フィフスペトル
　　　　　　　　△　　ブレイクランアウト

馬券は２歳戦なので買わない。来年のクラッシクのため見るレースである。

 

タグ：ミッキーパンプキン 朝日杯ＦＳ