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根岸S 回顧 [競馬]

人気はミスプロ系産駒だったが上位3着までにに来たのはノーザンダンサー系種牡馬の産駒であった。ダートのスピード競馬では最後の一踏ん張りが利くスタミナのある血統が強いようだ。[soon]

            11489782.gif         天候;[晴れ]   馬場;重
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 [1] ○ フェラーリピサ    1:22.1  前半3F 34.1 - 4F 46.2
 [2]    ヒシカツリーダー   クビ    上り4F 48.0 - 3F 35.9
 [3] △ セントラルコースト  3/4
 [4] ◎ アドマイヤスバル   1 1/4
 [5]    バンブーエール    2 1/2
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馬券  ダート戦は当たる気がしません!!![がく~(落胆した顔)]

ゲートの出が良かったセントラルコーストがハナに立ったが、外から押して行ったダンツキッスイが向う正面で先頭に立った。ペースは3F34.1、1000m通過が58.3と芝並みのハイラップを刻んだ。

このハイペースを3,4番手追走から直線残り400でセントラルコーストに馬なりで並びかけ、残り200で振り切り、外から追ってきたヒシカツリーダーをクビ差退けたフェラーリピサには見た目以上の強さを感じた。府中ダート千四のレコードホルダーらしい競馬で、ダートの重は鬼なのかも…。2歳時から期待されていた馬だが一時伸び悩み、更に奇病にも冒され順調さを欠いていたが、これで本格化したと見ていいだろう。ダート12FのベルモントSを勝ったDepyuty Minister直仔のTouch Goldが父なので、距離延びるのはむしろ歓迎の口だろう。Touch GoldはSilver Charmの三冠を阻止した馬で、米国ではダート8FのGⅠを2勝したComposureを輩出しているが日本には輸入馬も少ないので、フェラーリピサが後継種牡馬になることも期待できると思う。

惜しいレースだったのは後方からレースを進め、直線も外から上り3F35.0のメンバー中最速の脚でゴール前急襲したヒシカツリーダーだ。脚質を追込みに転換して成功しているが、今日のような前が止まらない馬場で僅差の勝負ができるということは相当力をつけていると見ていいと思う。例年のような府中の乾いたダートならこの馬が勝っていた様な気もする。母系にDanzigの血が入っているのでスタミナもあると思われるので距離延びても活躍できると見ている。

ダンツキッスイに途中からハナを奪われ、直線では早々とフェラーリピサに並びかけられる苦しい展開ながらもゴール前100まで渋太く喰らいついていたセントラルコーストは3着だったが、この馬が一番強い競馬をしたように思う。父はDanzig直仔でブリーダーズCマイルを勝ったWar Chantでマイルくらいまでなら距離がもちそうだ。4歳なので伸びシロもあるだろうし、力の要るダートにも向いていると思うので、直線の短いローカルのダートで強さを発揮できるのでは無いが…。

本命に押したアドマイヤスバルは位置取りが後ろ過ぎた。カワダは押して前につけようとしたらしいが、芝を使ったせいなのか-14Kと減っていた体調面なのか、行けなかったのが敗因だろう。直線はヒシカツリーダーと同じような脚色で伸びていただけに何とも残念である。

一番人気のバンブーエールは休み開けと59Kの斤量が堪えたようだ。一度叩いたことで次は良くなってくると思うが、距離延長は必ずしも有利とは思えない。ヴァーミリアンやカネヒキリとは力差がありそうに見えた。

 


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