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共同通信杯 回顧 [競馬]

ブレイクランアウトのタイムは2004年マイネルデュプレの1分47秒4を0秒1上回るレースレコードである。10レース古馬準オープン早春Sの1分47秒6と比較しても3歳馬としては優秀な時計であるが、レースレベルは過去のこのレースと比較しても取り立ててハイレベルとは思えない。[soon]

         11489782.gif      天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] △ ブレイクランアウト   1:47.3  前半3F 35.6 - 4F 47.8
 [2] ◎ トーセンジョーダン   1 3/4   上り4F 46.9 - 3F 34.9
 [3]    トップカミング       1/2
 [4]    マッハヴェロシティ   1/2
 [5] △ シェーンヴァルト    1 3/4
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逃げたのはフレンドケントでシングンレジェンドが続いた。この2頭が3コーナー手前から後続を5馬身程引離す展開になったが、1000mが60.4なのでそれほど速いラップではなくむしろ平均よりやや遅いペースだろう。3ハロンごとのラップは35.6-36.8-34.9と中間が緩んだので後続の馬も脚を溜めれたのが直線の末脚に結びついたと言ってもいいのでは…。

ユタカのブレイクランアウトは好スタートから押えて中団よりやや後目のインからレースを進めた。直線もインを突き、内ラチとカノンコードの間の狭いところに入り、瞬発力で抜出してきた。特に坂を上がってからの突き抜けるスピードは圧巻であった。この馬は“溜めれば切れるマイラー”だと思うが、ブリーダーズカップクラシックやドバイワールドカップを勝ったCurlinと父が同じ上に、母の父もFrench DepyutyなのでDepyuty Ministerが母の父であるCurlinとは似たような配合になっているので、もしかしたら距離もマイル半くらいまでもつ可能性もある。二千の皐月賞は守備範囲の距離だと思うが、中山コースでも今日のようにジックリ溜めれるレースが出来るかとなると?が付くのでは…。

本命に推したトーセンジョーダンは絶好の3番手からの競馬だったが、直線で前の馬のフラつきに邪魔されたようで、立て直し外に出して追込んできたが2着がやっとだった。使うごとに減っていた馬体重は府中に輸送しても+2Kと減らなかったのには安心したが、もっと増えていて欲しかったとの思いもある。賞金も加算できたので今後のローテーションも楽になりジックリと鍛えてくれば皐月賞もダービーも狙えると思う。今日の敗戦でも評価は下がることは無いが、ヤネはやっぱりペリエにしてもらいたいものだ。

3着のトップカミングは勝ったブレイクランアウトを前に見る位置からのレースで、直線もインに入り、ブレイクランアウトの通った後を上がってきた。ゴール前でトーセンジョーダンに交されたとこを見ると母の父サクラバクシンオーでもあり距離は一ハロン長いような気もする。シンザン記念とこのレースで共に3着したことから、この世代のトップレベルであることは間違いないが、1、2着馬とは大きな差があるような気がする。

他では目に付いた馬はいなかった。ショウナンアルディは好位からレースをして、直線少しの不利があったが1.4差の10着ではこの先相当厳しいと思う。後方からの競馬になったプロスアンドコンズは1.3差の9着で、イレ込み癖が直らない限り潜在能力も埋没してしまいそうだ。

 


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