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ダイヤモンドS 回顧 [競馬]

素質馬モンテクリスエスがようやくその才能を開花させたようだ。モンテプリンス、モンテファストに続き久し振りに盾を毛利一族にもたらしてくれるかも…。種牡馬シンボリクリスエスはダンツキッスイ以来の芝重賞馬を送り出した。[soon]

        11489782.gif            天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] △ モンテクリスエス   3:29.4R  前半3F 36.2 - 4F 49.0
 [2]    ブレーヴハート    1 1/4      上り4F 49.1 - 3F 37.1
 [3] ▲ スノークラッシャー  1 1/4
 [4] △ ベンチャーナイン   1/2
 [5]    ゴーウィズウィンド  2 1/2
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馬券  難解なレースでした![失恋]

予想通りサケダイスキがハナを奪ったが、ドリームフライト、フローテーションも積極的に追いかけたので、1コーナーを回るときにはこの2頭が競るように併走した。2コーナー過ぎからフローテーションが先頭に立ちレースを引っ張った。ラップは1000mが60.5、2000mが2分1秒6とマラソンレースにしてはハイペースとなった。結果ドリームフライトが6秒2遅れのブービーが示すように先行した馬は全滅で、中団から後方に待機して3コーナーから上がっていった馬が上位を占めた。

重賞初制覇のモンテクリスエスは中団後の位置からレースを進め、3コーナーから外を回って追い上げ、直線は外に持ち出して先にに抜出したブレーヴハートを坂を上がってから捉え、残り200m辺りからジワジワと突き放した。マツクニ調教師が昨年の夏を境にして馬に身が入ってきたと言うように、これでやっと本格化したと言うことだ。春の天皇賞を展望すると、古馬長距離陣に確たる馬がいないので、有力馬の1頭に躍り出たことになる。晩成型で伸び盛りの4歳馬なのでまだまだ強くなりそうだが、次は阪神大賞典を使って盾に臨んでもらいたいものだ。

2着にはこのレースに強い万葉S組の伏兵ブレーヴハートが入った。後方グループから徐々に上がって行き、直線坂を駆け上がったとこで一旦先頭に立ったが、最後はモンテクリスエスのスタミナに屈した。全兄のレゴラス、半兄のローエングリンのように高齢になっても力が衰えないタイプなのかも。

サッカーボーイ産駒で長距離適性を見込まれ穴人気していたスノークラッシャーが3着と好走した。後方からのレースとなったが、4コーナーで中団まで押上げ、直線は内に入り馬群を切り裂くように抜けてきたが、最後は前を行く馬と同じ脚色になってしまった。血統通り長距離は向いているようだが、今回は軽ハンディに恵まれた感もあるので次走が試金石になると思う。

本命に推したウォーゲームは5番手からの競馬で終始インの経済コースを通り、直線もインに入り坂下では横一線の仲間に加わったが、そこまでだった。母系にRobertoの血が流れているといってもミスプロの3×3では距離が長すぎたと言う事だろう。予想でも触れたようにマイル半あたりが適距離のような気がする。

一番人気のフローテーションはドリームフライトと競ったことでかかってしまったようだ。ルメールにしては珍しくセンスの無い騎乗だった。スペシャルウィーク産駒であるからコンスタントに走るのではなく、忘れた頃に劇走するタイプかも知れないので今回の凡走だけでは捨てきれない面もある。これで天皇賞で人気が落ちるようなら逆に狙い目かもと思うのだが…。

古馬中・長距離戦で弱い5歳牡馬陣だったが今年も変化は無いようだ。スクリーンヒーローやアサクサキングスあたりでは成長力のある4歳世代には太刀打ちできないのでは…。春の盾は4歳世代が中心になりそうだ。

 


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