フェブラリーS 予想 [競馬]
ダイワスカーレットの故障による引退で興味は少し削がれたが、それでもこれだけのメンバーが揃えば相当ハイレベルのレースになりそうだ。
土曜の準オープン白嶺Sが重で1分35秒4。日曜は晴れるようなので馬場は回復して良になると思うが、走りやすく時計の出るダートであることに変わりはないと思う。加えて、エスポワールシチーが引っ張る流れは平均以上のペースになると思われるので、タイムも速くなりそうだ。推定タイムは1分35秒0前後か…?
高速ダートのスピード勝負では高齢馬は意外と苦戦するものだ。ここは速いタイムの決着が4歳世代を後押しすると見たい。このレースがダート界における世代交代の分岐点になるような気がする。
昨年の「ジャパンカップ・ダート 回顧」でも書いたように、0.5差の6着カジノドライヴはこのレースで逆転できると言う見方は今でも変わりない。米国遠征帰りの検疫で思うような調整が出来なかった状況と比べると、今回の臨戦過程は格段にいい。スピード勝負もこの馬には合っていると思うし、左回りは少なくとも右回りよりは良さそうだし、アンカツも3度目の騎乗なので手の内に入れていると思う。ここを勝ってドバイに胸を張って行って貰いたいものだ。
相手は迷ったが、ここの所の成績から古馬に力負けしていると見られ人気落ちしているサクセスブロッケンの巻き返しを狙ってみたい。古馬との戦いで勝負強さもついたと思われ、血統的にもまだまだ成長余力があると見られるので、外枠からスムースに流れに乗れば直線でも抜出してくる可能性もあるのではと見ている。
ダークホースは時計の速い決着に強く東京ダートで3勝し適性も十分で、前走の根岸S勝ちで素質が開花し本格化したと思われるフェラーリピサにしたい。GⅠ初挑戦で条件は厳しいと思うが、今最も勢いがあるので一気に頂点に立つ可能性もあると見たい。
府中ダートマイルで1分35秒3好タイム勝ちのあるエスポワールシチーも恐い馬であるが、この距離を逃げ切るのは並大抵のことではできないし、先行する馬に強い馬が多いので長い直線で捉まることになると見て連下の評価としたい。
他で魅力あるのはキクノサリーレである。父ジェドロバリー、母の父ブレイヴェストローマンとダート馬を輩出している魅力ある血統である。脚抜きのいい馬場であれば尚更良さそうなので連下に取りたい。
カネヒキリは屈腱炎で長期休養を余儀なくされた馬でスピード競馬では脚元に危うさがある。ましてや7歳となれば往年のスピードは無いだろう。内枠に入ったこともあり軽視したい。
ヴァーミリアンは全盛期は過ぎたと見ている。昨年のジャパンカップ・ダートでメイショウトウコンに差された時点で衰えが来ていると感じた。高齢ダート馬は一度衰えが見えると復活するのは困難なので無印にする。
まとめると
◎ カジノドライヴ
○ サクセスブロッケン
▲ フェラーリピサ
△ キクノサリーレ
△ エスポワールシチー
馬券は◎○からの馬単と3連単にしたい。
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