チューリップ賞 予想

どの新聞もブエナビスタにデンデンムシが並んでいる。女ディープインパクトとも言われるほど強烈な勝ち方をした阪神ＪＦのレースを見れば、この程度のメンバーなら負けるはずがないと思うのはごく普通の見方だろう。関東からも４頭も参戦しているのはブエナビスタ以外とは差は無いと見たのかも…。

金曜日正午の仁川の馬場は重。午後には雨はやんで土曜日も晴れ予報なので馬場は稍重から良まで回復するものの、時計のかかる力の要る馬場になると見たい。先週は前残りが目立った阪神だが、今週もこの傾向は変わらないと考えていいのでは…？　

ハナを切りそうなのはサクラミモザ、カウアイレーン、ハッピーシャトルあたりか。持っているスピードの違いとピンクカメオの半妹という血統から馬場が合いそうなユタカのカウアイレーンがレースを先導すると見たいがハッピーシャトルの絡み方次第ではハイペースもありそうだ。後から来るブエナビスタを意識して早めに動く馬もいると思うので、全体として平均ペース以下にはなりにくいと見ている。推定タイムは１分３５秒台の後半か。

桜花賞目標のブエナビスタは余裕を持たせた仕上げだと思うが、それでもここなら衆目が見ているように中心視せざるを得ない。不安要素は結構ある。阪神ＪＦ２、３着馬はクイーンＣで２，４着と敗れているのでレースレベルに？がつく。それにスペシャルウィーク産駒のムラがけの傾向は良く知られている。さらにトライアルで前残りの馬場。結果、これらのことが重箱のスミを突っついたに過ぎないことになる可能性は高いが、少なくとも一昨年のウオッカ、ダイワスカーレットほど信頼性は高くないと見ている。それでも連の軸としてならゆるぎないと見たい。

相手は本格化するのは秋だと見ているが素質の高いジェルミナルにしたい。使う毎に体重が減っているように馬体がパンとしていないので、もしかしたら力の要る馬場は苦にするタイプかもしれない。ブエナビスタ以外実質条件馬のここでは格が上なので、今持っている力を出せればそう差は無いような気がする。

単穴は逃げ、先行でユタカが思い切った競馬をすると見てカウアイレーンの前残りを狙いたい。４ヶ月の骨折休み明けと条件は厳しいが、東京のマイルをレコード勝ちした能力と時計のかかる馬場への適性があると思われる血統が魅力である。

後はブロードストリートを連下に取っておく。末脚は切れるみたいだが良馬場で切れ味勝負の馬と見て一枚割引きたい。

　まとめると　　　　　

　　　　　　　　　　　　◎　　ブエナビスタ
　　　　　　　　　　　　○　　ジェルミナル
　　　　　　　　　　　　▲　　カウアイレーン
　　　　　　　　　　　　△　　ブロードストリート

馬券は見送りたい。桜花賞のため見るレースだと思う。

 

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