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チューリップ賞 回顧 [競馬]

ブエナビスタは強かったが、馬場が悪いにしても勝ちタイムは低レベルで他の馬が弱すぎたためブエナビスタ1頭だけが目立ったような気もする。[soon]

           11489782.gif         天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] ◎ ブエナビスタ     1:36.5  前半3F 36.0 - 4F 48.6
 [2]    サクラミモザ     1 1/4    上り4F 47.9 - 3F 35.2
 [3]    ルージュバンブー  1 1/4
 [4] △ ブロードストリート  3/4
 [5] ○ ジェルミナル     クビ
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馬券  テレビ観戦のみ…[exclamation&question]

馬体重を見てカウアイレーン(-16K)の馬券はないと思ったが、半姉ピンクカメオが輸送に弱いことを思い出した。そのカウアイレーンは逃げられず2番手からの競馬になったが、替わって関東から遠征したサクラミモザがハナを奪った。

サクラミモザのペースは1000mが61.3と超スローの余裕を持った逃げで、直線を向くと後続を引き離して残り200では2番手に上がったブエナビスタに4、5馬身ほど差をつけていたので、まんまと逃げ切りかと思わせた。が、そこからブエナビスタの末脚が爆発し、ゴール直前で並ぶ間もなく交わして、ゴールでは1馬身以上前に出ていた。

このレースの前に行われた古馬準オープン武庫川Sとタイムを比べてみるとチューリップ賞のレースレベルが如何に低いかがわかる。武庫川Sより前半が1秒遅いのに、上り3ハロン34秒台はブエナビスタ(34.7)のみであり、一方武庫川Sでは上位5頭は34秒台の脚で上がってきている。

                     前半  後半  1000m 上り
   チューリップ賞 1分36秒5 48.6  47.9   61.3  35.2
   武庫川S     1分34秒9 47.6 47.3   59.6   35.3

ブエナビスタは例によって最後方からの競馬で、3コーナー手前から外を回して上がって行き直線も大外から追込み態勢に入り、サクラミモザが意外と粘ったのでアンカツも一瞬焦ったようだが、キッチリと差し切った。サクラミモザがゴール前脚が上がり止っていたので、末脚のキレが余計に鮮やかに写った。今年の3歳牝馬の中では1頭だけ頭抜けた力を持っていることが再確認できたので、このまま順調であれば桜花賞は間違いないだろうと思う。オークスで軽いスピードの要求される馬場になった時の適応性がどうかとの懸念はあるが、長い直線向きの末脚があるのでそれ程問題ではないと思う。この時点で2冠確定と言っても過言ではないと思う。

初芝、初距離で2着に粘ったサクラミモザは、直線で後続を突き放した時は一瞬大金星かと思わせたが、最後末脚が鈍ってしまった。時計のかかる馬場が合っていることが好走要因だが、桜花賞で云々する馬ではないと思う。恵まれて掲示板の下のほうに載る程度だろう。

インからスルスルと伸びてきて3着に潜り込み桜花賞の出走権を確保したルージュバンブーには驚いたが、力の要る芝に向いているマリエンバード(その父カーリアン)産駒なら納得だ。

藤原厩舎の2頭は4、5着と案外であった。ブロードストリートは結構人気していたが馬力の要るタフな芝には向いていないと見た通り、直線思うように伸びなかった。賞金的に桜花賞は抽選待ちになると思うが、ここで無理をしないでオークスに向けて鍛え直したほうがいいのでは…。もう1頭のジェルミナルは位置取りが後ろ過ぎた。もう少し出してレースをすれば悪くとも3着はあった様に思う。+2Kと馬体細化もなく短期放牧の効果が出ているようなので、桜花賞では2着の有力候補と見ていいのでは…。

次週のフィリーズレビューに出走予定のミクロコスモスがどんなレースをするかにもよるが、どうも今年は阪神JFの上位組で桜花賞もオークスも決まりそうな気がする。

 


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