スプリングＳ　予想：K cube　Lab：SSブログ

	ブログをはじめるログイン

スプリングＳ　予想　[競馬] [編集]

土曜日は久し振りに良馬場で行われ、古馬準オープンのマイルが１分３３秒７、フラワーカップが１分４９秒３とようやく例年並みの時計が出るようになった。日曜日の天気は崩れ模様だが、降っても午後からだろうし小雨程度と思われるので、馬場の悪化は無いものと見て予想したい。

阪神若葉Ｓの結果を見ると重賞でそこそこ好走してきた馬が強さを示していると見ていいだろう。下から上がってきた馬では何らかの特徴を持っているようで無いと通用しないようだ。それだけ現３歳世代の上位にいる馬のレベルは高いと言う事だろう。

逃げて勝ってきた馬が何頭かいる上に先行脚質の馬が多いのでペースは上がると思うので、少なくとも平均以上のラップを刻むと見たい。推定タイムは良馬場で１分４８秒台の前半位になると見たい。

逃げるのはメイショウドンタク、マイネルエルフ、トップクリフォードあたりだろう。土曜日の中山は逃げ・先行組が圧倒的に強く、これを見た騎手達も４コーナーで前に位置しないと勝てないと考えると思うので、いつもより早く仕掛けて行くことになるのでは…。

このレースも人気ではあるが重賞級３頭の力が抜けていると思う。内からリクエストソング、フィフスペトル、アンライバルドの３頭である。

恐らく１番人気に推されると思われるアンライバルドだが、新馬戦でリーチザクラウン、ブエナビスタに圧勝したことで少し過大評価されているような気がしてならない。折り合い面に不安があるので距離が千八に短縮されるのはプラス材料だが、初めてのフルゲートの多頭数競馬で気分を害して折り合いを欠く恐れもある。それに直線平坦の淀から直線に急坂のある中山に変わり末脚が鈍る可能性もある。ここは一枚割引いて単穴の評価としたが、一方でこれらの懸念が杞憂に終ることを願いたい気持ちもある。

本命はユタカに乗り替わったのは気に入らないがフィフスペトルにしたい。マイル以下の距離しか実績がないので距離不安が言われているようだが、血統からは何ら心配する必要は無いと思う。父キングカメハメハはご存知ダービー馬であるし、母の父Bahriは８ハロンまでの距離でしか勝っていないが産駒のSakheeは凱旋門賞を勝ち、英ダービーでも２着しているように配合次第で距離への適応性はある。母のライラックレーンの母系をたどるとRobertoが入っているので距離への融通性はあるのではないかと思う。さらにこの馬遅生まれの割には夏の函館でデビュー出来るほどに仕上がり早く能力も高いのではないかと思われる。単に早熟の可能性も若干あるにはあるが、血統背景などから少なくとも３歳春までは問題なさそうな気がするし、もしかしたら遅生まれらしく３歳になって更なる成長を遂げているかもしれない。兎に角このレースが試金石になると思う。

相手はダービーの有力候補と思っているリクエストソングにしたい。常に３４秒台の末脚を使って伸びてくる堅実性は中山の千八より府中のマイル半に向いているのは明らかだが、一方で今までは安全策のレースに徹して目標はもっと先に置いているのがミエミエの物足りなさもある。それだけ奥の深さも感じさせる馬なので、今回もレースなりに力を発揮してくれると期待している。

他はかなり力差があると思うが、きさらぎ賞５着のキタサンガイセンとフサイチリシャールの全弟でフサイチエアデール×クロフネなら芝に変わるのが悪いはずがないと思われる良血馬サイオンを連下に取っておきたい。サイオンは外枠なのでスタートが鍵になると思う。

　まとめると　　　　　