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ダービー卿C・T 回顧 [競馬]

種牡馬ゴールドアリュールは初の芝重賞馬を輩出した。そして“センセイ”は一昨年8月のクイーンS(アサヒライジング)以来の重賞勝利でもあった。[soon]

      11489782.gif          天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] ▲ タケミカヅチ     1:33.7  前半3F 35.2 - 4F 46.8
 [2] △ マイネルファルケ   クビ    上り4F 46.9 - 3F 35.0
 [3]    マヤノライジン    1/2
 [4] ◎ キャプテンベガ    アタマ
 [5]    リザーブカード    クビ
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馬券  例年カスリもしないのだが今年は結構いい線だった[わーい(嬉しい顔)]…が…ハズレ[ふらふら]

逃げたのは予想通りマヤノツルギでマイネルの3頭が続いた。その後にタケミカヅチ、ショウワモダン、マヤノライジンなどが続き、中団にキャプテンベガ、レッツゴーキリシマ、トップハンディのサイレントプライドは後方2番手から。ラップは4ハロン46.8、1000mが58.7と平均ペース。後半4ハロンが46.9と前後半バランスの取れたタイムで、中盤も緩みが無かった為か前々で競馬した馬が上位にきた。直線残り200を過ぎた辺りで馬群が塊り追えなくなる馬が何頭も居て、位置取りの差が明暗を分けたレースでもあった。

何と1番人気に支持されたタケミカヅチは内枠にも関わらず早めに外に持ち出して好位の5,6番手に位置した。直線は先に抜出したマイネルファルケを坂上で交わして先頭でゴールに飛び込んだ。坂下で前が開いたところに上手く入り不利なく追えたのが直接の勝因だと思うが、巧みに外に持ち出して流れに乗せたセンセイの好騎乗も大きかった。腰痛(ヘルニア)の手術で往年の騎乗振りが戻ってきたのかも…。この後は安田記念を目指すようだが、ササル面を見せる左回りで切れ味が足りない脚質ではよっぽど恵まれないと掲示板は無理だと思うのだが…。

先行して直線早めに抜出して先頭に立ちゴール前まで粘っていたマイネルファルケは惜しい2着であった。前走のアクアマリンSを好タイムで逃げ切ったレースを見て力をつけたと見ていたので、ブログに予想を書く前はこの馬を主力にしようと考えていたが、いざ書き始めるとヤネや逃げ馬が多いことなどから評価を下げてしまったのが悔やまれる。府中に替わってもマイル1分32秒台を昨年秋記録しており力をつけた今なら32秒台の前半で行けると思うので、格上のGⅠでもそこそこのレースをするのではないだろうか。父MutafaweqはRoberto系のSilver Hawk直仔で英セントレジャーやカナディアン国際などのGⅠを勝ち12F以上の長距離で活躍した馬であり、BMSがノーザンダンサー系のCaerleonなのでグラスワンダー(BMSはDanzig)と幾分似通っている配合でもあり、産駒は日本の馬場に合うような気もする。今のところマイネルファルケが代表産駒であるが、後々クラシックディスタンスで大物が出てくる可能性を秘めている種牡馬だと思っている。

8歳馬マヤノライジンが3着に流れこんだのには驚いた。道中はタケミカヅチの直後につけて流れに乗り、直線はやや外目に持ち出して前が塞がることも無く追えたのが好結果に結びついたように思う。休み明けを一叩きして調子を上げていたこともあるだろうが、今日のところは恵まれたと言う事で、今後の重賞で云々するような馬ではないと思うのだが…?

本命に推したキャプテンベガは中団からの競馬で、直線馬群の中に封じ込められ追えなかったのが悔やまれる。タケミカズチが通ったコースを追込んできて脚を余した4着は力のあるとこを示したとも言えるが、次は人気になると思うので馬券の妙味は無くなるだろうな~。

外枠で後方2番手からとなり0.3差9着のサイレントプライドは大きく負けているわけではないが、昨年のこのレースを大外枠から逃げ切ったことを思えば、調子を落としているのか年齢からくる能力の衰えなのかどちらかだろう。Deputy Minister系は一度調子を崩すと元に戻らず引退に至る場合が多いので今後が気になるところだ。

4歳馬が1,2着を占めたことは芝のマイル路線もダートと同様に世代交代が起こり始めたと見ているが、阪神のマイラーズCで確認できるだろう。

 


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