阪神牝馬Ｓ 予想

ヴィクトリアマイルでウオッカ、カワカミプリンセスに挑戦する馬を選ぶレースのような気がする。強い５歳世代か、成長力のある４歳世代か、昨年のエリザベス女王杯で流れは変わったと見ているのだが…？

アルティマトゥーレ、エアパスカルの先行争いと見るが、ダッシュ力に優るアルティマトゥーレのハナになるのでは？　ザレマ、ウェスタンダンサーと先行馬がいるが、極端に速くはならず平均ペースの流れになると見たい。推定タイムは良馬場で１分２０秒台後半か…。

ザレマ、レインダンスに代表されるベテランとポルトフィーノ、オディールを中心とする伸び盛りの４歳世代の対決レースと見たい。確かにダイワスカーレット、ウオッカ、スリープレスナイト、アストンマーチャン、エイジアンウィンズと古馬混合ＧⅠ馬を輩出した現５歳牝馬世代は近来稀に見る強い世代だが、消長激しい牝馬の世界は世代交代も急に来るものだ。リトルアマポーラが勝った昨年のエリザベス女王杯でその兆候が表れているように思う。

ここはポルトフィーノと５歳馬ながらキャリア６戦のアルティマトゥーレの良血馬が人気になると思うが、休み明けでもポルトフィーノの素質開花に期待したい。３歳時は運が無かったポルトフィーノは仕上がりが鍵だが立て直してくれば力も素質も一枚上で、鉄砲も苦にするタイプでないので緒戦から狙ってみたい。千四なら折り合い面も心配する必要無いと思う。余程の不利が無い限り連は外さないと思うのだが…。

相手も４歳で同じクロフネ産駒のオディールにしたい。クラシックでもそこそこの成績だったが、本質的には千四から千六が適性距離だろう。一叩きした今回が試金石になると思うが、キッチリと変わり身を見せてくれると期待したい。

ダークホースはこのレースの勝馬エアトゥーレ（当時はマイル）の下で皐月賞馬キャプテントゥーレの半姉のアルティマトゥーレだ。脚部不安のため休養が長く５歳馬にして未だ６戦のキャリアだが、順調に使えるようになった今ならここでも十分通用するだろう。もしかしたらとてつもない大物の可能性がある馬かも知れない。

連下は一度使って上昇が見込めるエアパスカルの前残りと重賞を制して勢いのあるチェレブリタのインからの決め脚を取りたい。

　まとめると　　　　　

　　　　　　　　　　　　◎　　ポルトフィーノ
　　　　　　　　　　　　○　　オディール
　　　　　　　　　　　　▲　　アルティマトゥーレ
　　　　　　　　　　　　△　　エアパスカル
　　　　　　　　　　　　△　　チェレブリタ

馬券は◎○を中心にした馬連と３連単にしたい。

 

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