マイラーズC 回顧 [競馬]
スーパーホーネットはこれでGⅡ4勝となったが、GⅡでは圧倒的な強さを見せるものの、GⅠでは善戦はするもついぞ勝てずじまいだったあの馬のイメージが…
天候; 馬場;良
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▲ スーパーホーネット 1:33.9 前半3F 36.2 - 4F 48.3
△ カンパニー クビ 上り4F 45.6 - 3F 33.7
◎ スマイルジャック ハナ
オオスミグラスワン クビ
アブソリュート 1 1/4
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馬券 ナミダのハナ差でした…
ビービーガルダンがハナに立ち、タマモサポートが2番手、ややかかり気味のスマイルジャックが3番手、少し離れた中団の先頭にスーパーホーネットでその直後に先行すると見られていたカンパニー、最後方からオオスミグラスワンの並びとなった。
距離に不安のあるビービーガルダンがスローに落としたので、タマモサポートが3コーナー手前から先頭を奪ったが、4ハロン48.3、1000通過が60.2のこのクラスにしては超スローペース。残り600からピッチが上がり直線の末脚勝負となった。結果瞬発力に優る馬が上位を占めたが、先行した馬のレベルが低かったので上位馬の切れ味が目立ったように写っただけで、誉められるような内容ではなかったように思う。
4ヶ月の休み明けも年末の香港遠征による影響も何ら問題のなかったような勝ち方をしたスーパーホーネットだが、直線での反応は鈍く残り200から切れる脚を繰り出して前を行く馬を交わして先頭に立ち、ゴールでは急襲してきたカンパニーをクビ押えた。GⅠマイル2着3回の力を示したのはさすがだが、タイムもレース内容も何か物足りなさを感じた。府中マイルGⅠでは掲示板には載るだろうが下のほうになるような気がする。
カンパニーは今日は中団に控えた競馬。直線馬群を割って追込んできたが、時既に遅しで粘るスマイルジャックをハナ交わしたところがゴールだった。昔のノリに戻ったようなレース振りだったが、これでは善戦はしても勝てないことを幾度と無く見せられてきた。距離を意識した位置取りなのだろうが、先行勢に強力馬がいないメンバーだったので、思い切って前に出した方がもっといい結果がでたようにも思うのだが…。
本命に押したスマイルジャックは向う正面の途中からかかり気味に3番手に上がっていった。そこから何とか折り合ったようで、直線も坂を上るとこからジワジワと伸びてきたが瞬発力では少し劣るため一瞬のうちにスーパーホーネットに交わされてしまったが、ゴール前では持続力のある脚で差を詰めていたように見えた。これで昨秋の不調から脱したと思われ、まだまだ成長する血統なので得意の府中なら今日の上位2頭より上に評価したい。
期待したリトルアマポーラは馬体は出来ていたが、追われてからの反応が今ひとつだった。着順は悪いが先頭から0.4差で33秒台の末脚も見せているで、ヴィクトリアマイルへの試走としてはマズマズかも…。
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