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天皇賞 予想 [競馬]

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GⅠ馬6頭と数だけは揃ったが、JC馬スクリーンヒーロー以外の5頭はかなり昔のタイトルであり、その後のGⅠでは連対すら出来ない馬なので信頼度は低いと見ていいと思う。小林旭の“昔の名前で出て~います~”の如く演歌調の哀れみが滲み出ているような感じがする。[soon]

逃げ宣言をしているテイエムプリキュアがハナに立ち、2番手にはホクトスルタン、その後にシルクフェイマス、デルタブルース、アサクサキングスなどが続くと思う。テイエムプリキュアは阪神大賞典のような大逃げをしないと見ているが、後ろに平均ペースの引き付け逃げを得意としているホクトスルタンがいるのでラップはそれ程緩まないと見ている。デルタブルース、アサクサキングス、ネヴァブションなどは切れ味不足を補うため早めにスパートすると思うので、最後まで澱みのない流れになるのではないだろうか…? 推定タイムは3分14秒台あたりか。

前評判の高い5歳勢と活力があり伸び盛りの4歳勢の戦いと見ているが、強い6歳勢の生き残りにもチャンスがあると見たい。

人気の中心であるアサクサキングス、アルナスライン、ドリームジャーニー、ホクトスルタンの4頭は3歳クラシック戦線で活躍した馬であるが、このグループは昨年のGⅠでは上の世代にも下の世代にも歯が立たなかった。一方、スクリーンヒーローとジャガーメイルはクラシック路線には乗れなかったが、4歳になってから力を付けてきたグループである。本線を歩み能力的に頭打ちになっている馬より、遅れてきたが古馬になってから成長した馬のほうが勢いがあり秘めた能力もあると見たい。

ジャガーメイルは今年緒戦になるので割引いた評価にならざるを得ないが、スクリーンヒーローは実績、血統、臨戦過程と文句無いので勝つ為の要素を満たしているように思う。JCでディープスカイやウオッカを下したのは底力のある証拠であり、3200の距離も祖母のダイナアクトレス産駒にステージチャンプがいる一族なので何ら問題ないし、元来叩き良化タイプなので渋った馬場の上に59Kを背負った阪神大賞典でアサクサキングスに負けたのも気にする必要が無いと思う。ヤネも長距離の達人であるので、5歳馬ではこの馬が一番手と見たい。

4歳勢は2頭しか出走しないが、どちらもGⅠ実績は無いので格下と見られている。しかし、2頭とも素質はあると若駒の時から評価されていた馬で、潜在能力は高く今が成長の全盛期ようにも思われる。

モンテクリスエスはダイヤモンドSをレコードで勝って血統どおり長距離適性を示したし、前走も小回りの中山で大外から差の無いところまで追込んできた事を見ると、完全に本格化したと言っても良いだろう。長い距離を走っても直線で息の長い末脚をつかえるのは出走メンバーではこの馬が一番のような気がする。追い切り後の馬体重が前走から+18Kなのは少し気になるところだ。ここのとこ重賞では何とも不甲斐ない騎乗が目立つユタカだが、京都の2マイルならジックリ腰を据えて乗れるのでユタカらしさを発揮できると見たい。

大外枠に入ってしまったヒカルカザブエは重賞も勝っていない馬なので、今回は半信半疑の面もある。前走の阪神大賞典では持味の切れる脚を馬場に殺されても、最後までアサクサキングスに喰らいついたのは相当な能力の持ち主と見た。良馬場ならアサクサキングスの後塵を拝することは無いと思う。未勝利から4連勝し一気にオープン入りしたように奥がありそうな馬で未知の魅力に溢れた馬である。血統も父母系とも長距離で活躍しているし、何より勝負根性がピカイチなので長距離戦はピッタリのような気がする。

スクリーンヒーロー、モンテクリスエス、ヒカルカザブエの3頭を馬券の主力にするが、4歳勢の成長力に期待した馬券にしたいと思っている。

6歳のネヴァブションは日経賞でわけのの判らない負け方をしたことで人気を落としているが、強い6歳世代の生き残りであるので軽視はできないと思う。振り返ってみれば、2007年の天皇賞で本命にした馬である。そのレース中に骨折し、その後また骨折したりして休養が長くなったこともあり成績はイマイチだ。昨年秋からコンスタントにレースを使えるようになり、今年になってAJCCを勝つなど能力も回復してきたように思う。4歳時にはGⅠひとつは取ると見ていた馬で、全勝鞍が二千以上のスタミナタイプでもあるので、このレースが最後のチャンスになるかもしれない。少なくとも5歳勢とは互角に戦えると思っている。

アサクサキングスとアルナスラインの菊花賞1、2着コンビは人気しているが、どちらも“危険な人気馬”の匂いがする。アサクサキングスについては「天皇賞ヤブニラミ」に詳しく書いてあるので、そちらを参照してもらいたい。前年1番人気で敗れた馬の翌年は極めて厳しいのが春の天皇賞であることも加えておきたい。アルナスラインはサンデーサイレンス系としては高い能力を長く持続できる馬を輩出しているアドマイヤベガ産駒な上に、母系にリボーの血が流れているので奥の深さを感じさせる。掛かり癖やモタれるなどの気難しさを上手くコントロールできれば上位に食い込んでくる力はあると思う。

以上のこれらの馬をまとめて負かせる可能性があるのは生粋のステイヤー血統のホクトスルタンだろう。父メジロマックイーンは春の天皇賞を連覇したステイヤーであり、母系にはリアルシャダイが入っているので、このレースのために生まれてきたような馬である。長期休養明け一度使ってどこまで変わってくるかだが、調教過程を見る限り上昇しているようなので期待したい。この馬の持味である後続になし崩し的に脚を使わせる引き付け逃げを、テイエムプリキュアとの兼ね合いでどう引出すかコマキの腕にかかっていると言えるだろう。

 まとめると    11506010.gif 

            ◎  モンテクリスエス
            ○  ヒカルカザブエ

            ▲  スクリーンヒーロー
            △  ネヴァブション
            △  アルナスライン
            △  アサクサキングス
            ★  ホクトスルタン

馬券は◎○を軸にした馬連と3連単にする。

 


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