新潟大賞典 予想 [競馬]
東西でダービーの最終切符を賭けたレースに新潟では古馬のハンディ重賞と土曜日にしては目移りするプログラムになっているが、馬券的に面白いのは毎年大荒れの新潟大賞典だろう。
ドリームサンデー、ミヤビランベリ、マンハッタンスカイとハナを主張したい馬が揃い、アドマイヤフジ、アーネストリーがその直後に付けると思われるので、新潟の外回り特有の緩い流れでも極端なスローにはならないような気がする。良馬場なので推定タイムは1分58秒台か…。
このレース2勝しているオオスミグラスワンが人気の中心だが、今年は58Kを背負っているので末脚が鈍ると思う。昨年より1K増量は大型馬には堪えないとの見解が多いようだが、切れ味勝負の追込み馬には意外と利いてくるのではないだろうか。昨年の上り31秒台はとても無理で、恐らく32秒台の後半から33秒台と、昨年より1秒ほど上がりがかかると見たい。最後方からいい脚で追込んで来ると思うが、今年は突き抜けるようなことはなく、ゴール手前で前を行く馬と同じ脚色になるような気がする。乗りなれた川田騎手でないのもマイナス材料だ。
ここはトップハンディでも先行して渋太いアドマイヤフジを主力に推したい。最近は坂コースで実績を挙げているので、平坦コースは不向きのように見られているが、3歳から4歳にかけて直線平坦の京都コースで2勝していることから適性はあると見たい。スタミナに裏付けされた持続力のあるスピードで長い新潟の直線を凌ぎ切る底力を見せ付けると思う。
相手はレベルが高かった今年の小倉大賞典で僅差の3着だったミヤビランベリにしたい。小倉大賞典の1着サンライズマックスは天皇賞であわやの4着、2着ヤマニンキングリーは重の中京記念で57Kを背負って2着と好走している。昨年の新潟記念は先行して一杯になり9着と敗れているが、力を付けた今なら平坦コースでも流れこみの目もあると見たい。
ダークホースは上り馬のダイバーシティにしたい。ジャングルポケット産駒らしく府中での実績が目立っていたが、前走中山で準オープンを勝ったのは力が付いてきた証拠だと見たい。府中でのレースを見ると、新潟の長い直線も向いていると思うし、54Kとハンディも恵まれたので、伸び盛りの4歳らしい上昇力に期待した。
連下には休養明けを一度叩いた実力馬で古豪のハイアーゲーム、少し距離が短い気もするが叩き3戦目のニホンピロレガーロ、そして仕上がりイマイチのようだが実力馬トーセンキャプテンの3頭を取りたい。
まとめると
◎ アドマイヤフジ
○ ミヤビランベリ
▲ ダイバーシティ
△ ハイアーゲーム
△ ニホンピロレガーロ
△ トーセンキャプテン
馬券は◎からの馬連と3連単にしたい。
ダービーに向けた戦いは京都新聞杯はリクエストソング、プリンシパルSはヒカルマイステージのレース振りに注目したい。
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