エプソムカップ 回顧 [競馬]
甲斐(甲斐駒特別)、駿河(テレビ静岡賞)、越後(新潟大賞典)を制圧し、そして今回武蔵の国(エプソムカップ=府中)も獲得したシンゲンの次なる野望は蝦夷地(札幌記念)制圧から天下取り(天皇賞)のようだ。
天候; 馬場;良
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△ シンゲン 1:45.5 前半3F 34.8 - 4F 46.7
△ ヒカルオオゾラ 1 1/4 上り4F 46.6 - 3F 34.7
▲ キャプテンベガ 2
ショウナンラノビア 1 1/2
トウショウウェイヴ アタマ
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馬券 順当過ぎるw~
出が良かったアーネストリー、ニルヴァーナが先頭を伺うも、勢いを付けてショウナンラノビアが予想通りハナに立った。ヒカルオオゾラは5番手集団の外目で、その後にシンゲン、更にその後にキャプテンベガの並びとなり後方グループにトウショウウェイヴ。
ショウナンラノビアのラップは平均ペースで1000通過が58.9で後続を3、4馬身引離して快調に飛ばしていたが、ヒカルオオゾラなどの後続集団が早めに追いかけてきたので、4コーナーでは馬群が一塊になった。早めに先頭に躍り出たヒカルオオゾラを残り200からシンゲンが鋭く迫り1馬身以上の差をつけてゴールした。
シンゲンは-10Kでパドックではチャカつき入れ込んでいるようにも見えたが、レースではほとんど影響が無かったようだ。直線も余裕でヒカルオオゾラを交わしたように能力の違いを見せ付ける競馬だった。勝ちタイムもエプソムカップ歴代2位と優秀である。6歳にして14戦8勝と年齢の割には使い込まれていないので馬体がフレッシュなのだろう。府中では8戦6勝で敗れた2戦もレース中の骨折があったことを考えると抜群のコース適性を持ち合わせている。賞金を加算できたのも大きく、秋には強い6歳世代の遅れてきた大物になるかも知れない。
ヒカルオオゾラは外目を回り早めにショウナンラノビアを捉まえに行って、残り400では先頭に並ぶ積極的な競馬に見えたが、ユタカによれば折り合いを欠いて掛かってしまったようだ。このペースで行きたがるようでは現時点ではマイルあたりがいいのかも…。しかしマイルだと切れ負けするような気もするのだが…。
今日は早めに上がっていったキャプテンベガも、直線は伸びているものの上位2頭とは脚色が違った。詰めの甘さは今に始まったことではないが、能力が頭打ちの感は否定できない。良血なのでこれからも人気になるだろうが、成績はあまり期待できないのでは…。
期待したメイショウレガーロはゲートの出は良かったが、休み明けのせいか流れに乗れずついていけなかった。母系が早熟系で成長が止まっている可能性もあるので、次のレースを見て判断したい。
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