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新潟記念 回顧 [競馬]

急な乗り替りになった元祖“穴男”騎乗のホッコーパドゥシャが5千万円のボーナスを獲得した。野球で言えば代打逆転満塁ホームランと言ったところか?[soon]

        11489782.gif           天候;[曇り]   馬場;良
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  [1]    ホッコーパドゥシャ   1:59.6  前半3F 36.6 - 4F 48.8
  [2] ◎ サンライズベガ     クビ     上り 4F 45.2 - 3F 33.5
  [3]    メイショウレガーロ   1/2
  [4] △ エアシェイディ       アタマ
  [5]    アルコセニョーラ    アタマ
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馬券  球種の読みは当たった[ひらめき]のですが…空振り三振でした[もうやだ~(悲しい顔)]

予想通りメイショウレガーロがハナに立ち、ダイシンプラン、デストラメンテ、セラフィックロンプ、サンライズベガが続いた。中団のインにホッコーパドゥシャ、アルコセニョーラは中団やや後目で、後方にマルカシェンク、エアシェイディ、殿からイケトップガンの並びとなった。

逃げるメイショウレガーロの前半千は61.7のまるで牛が走っているような超スローペース。残り4ハロンから急にピッチが上がり長い直線での瞬発力勝負になったが、後半の千は57.8(12.6 - 11.7 - 10.9 - 10.4 - 12.2)で残り3、2ハロン目が速く最後のハロンが時計がかかっているとこを見ると、単なる切れ味比べに加えて、更に最後にもう一伸びできる末脚勝負の様相になったようだ。エンジンのかかりが遅くジリ脚タイプのホッコーパドゥシャには最後1ハロンの上りがかかったことが幸いしたと思う。

先頭から0.2差に9頭がどっとゴールになだれこむ接戦でゴール前の攻防は見応えがあったが、中身は今年の夏と同じ様に極めて“お寒い”レースレベルであった。残念ながら秋のGⅠ戦線で期待できるような馬は見当たらなかった。

いつもより前に出していったホッコーパドゥシャだったが、中団のインで脚を溜め直線は外に持ち出して残り200から馬群を割って伸びてきて、先に抜け出していたサンライズベガをクビしりぞけた。福島、小倉と夏のローカル二千重賞で安定した成績を残してはいたが、長い直線への適性は疑問のように思われたので正直驚きがある。ピンチヒッターの江田照騎手の好騎乗と言うか無欲の騎乗が嵌ったレースのように思える。マヤノトップガン産駒らしくジワジワと力をつけ、好調期が長く高齢になっても能力を維持できるタイプのようだが、一度衰えを見せたらそこまでのような気もする。いづれにしろ、ローカルでこその馬で秋のGⅠ戦線で云々するような馬ではないと思う。

本命に推したサンライズベガは先行し直線逃粘るメイショウレガーロを捉えて、一瞬勝ったかに見えたが、最後フワフワして外からの急襲に屈した。先行力がありいい脚を長く使えるタイプのようなので、今後はGⅠは兎も角としてGⅡ、GⅢなら勝てるチャンスは大いにありそうだ。その意味でも今回賞金を加算できたのは大きいのでは…。

函館記念で3着と善戦してきたメイショウレガーロは上手く自分のペースに持ち込んでまたもや3着に逃げ粘った。ただこの展開でも勝てないようでは余程恵まれない限り今後重賞を勝つのは難しいように思うのだが…。

超スローペースを後方2、3番手からレースを進め、直線大外に持ち出して上り32秒台の脚で4着に突っ込んできたエアシェイディはトップハンディ58Kでも格上馬の片鱗を見せた。行きっぷりが悪いのは休み明けのせいなのか、それとも高齢による衰えの兆候なのか気になるが、次オールカマーに出てきたら人気でも軽視してもいいような気がする。
 

 


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