セントウルＳ 回顧

西も強い５歳牝馬世代が席捲した。勝馬の母エアトゥーレにはディープインパクトとの子がいるので来年のデビューが楽しみになってくる。

　　　　　     　　　天候；　　 馬場；良
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　　▲　アルティマトゥーレ　　　1:07.8　　前半3F 33.8
　　△　スリープレスナイト　　　２ 1/2　　 上り3F 34.0
　　　　 コスモベル　　　　　　　 ３／４
　　○　カノヤザクラ　　　　　　 アタマ
　　　　 マルカフェニックス　　　３／４
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馬券　　ダメ！　次の中山が勝負なので、まぁいいか…

ポンと出たのはローレルゲレイロだったが、外から押して行ったコスモベルに絡まれ一端はハナを譲るも、何とか先頭に立った。３番手にアルティマトゥーレ、その後にスリープレスナイト、スズカコーズウェイでカノヤザクラは更にその後方の並びとなった。

テンのラップは33.8なので、このクラスでは緩い流れだ。結果前々で競馬した馬が上位を占める前残りで、中団より後の馬は直線いい脚を使ってもやっと掲示板に載るだけであった。勝馬は兎も角として２着以降は１分８秒台の時計なので、いくら前日に雨が降り馬場が柔らかめと見ても、内容とレベルに疑問の湧くレースであり次のスプリンタースＳには直結しないように思う。

土日で姉弟重賞制覇となったアルティマトゥーレは３番手追走から、直線前を行くコスモベルをアッサリ交わして後続に２馬身半差をつける強い競馬であった。他の馬が走らな過ぎた面もあるので、今日の勝利を過信は出来ないと思う。関東馬なのに中山コースの経験はないので、スプリンターズＳでは取捨に迷う１頭になりそうだ。

何と２２Ｋ増の馬体重で登場したスリープレスナイトは明らかに仕上がり途上と言う感じで、それでも先行して２着に来るのだがら地力は一枚上なんだろう。一叩きした次走のＧⅠでは良化を見込めるので期待したいところだが、中途半端な状態で使った反動も考えられるので、状態を見極める必要がありそうだ。何となくだが少し危険な匂いがする。

積極的な競馬で３着にきたコスモベルだが、ゴール前は一杯一杯だった。展開にも恵まれ上手く壺に嵌ったレースだったと見たい。ＧⅠでは通用しないと思う。

カノヤザクラは行きっぷりが悪く、直線を向いた時は中団のインの位置取り。前がゴチャゴチャして、ようやく直線中程から馬ゴミをこじ開けて伸びてきたが0.5差の４着。脚を余したレースで、スムースなら２着はあったように思える。昨年は７着だったスプリンターズＳだが、今年は更なる前進が見込めると思う。

本命に推したスズカコーズウェイは道中スリープレスナイトと同じような位置取りで直線に向いたが、末脚に伸びを欠き0.7差の６着だった。休み明けで初のスプリント戦なのでマズマズの内容と見ているが、やはり千四以上が適距離なのかもしれない。

 

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