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オールカマー 回顧 [競馬]

GⅠ馬2頭が格の違いを見せ付けたレースであった。マツリダゴッホはオールカマー3連覇で、同一重賞3連覇はセカイオー(鳴尾記念)、シゲルホームラン(セイユー記念)、タップダンスシチー(金鯱賞)、エリモハリアー(函館記念)に次ぎ5頭目となった。マツリダゴッホは通算10勝目となったが勝星も連対も札幌と中山のみで、特に中山では8勝、2着2回と類を見ない中山“弁慶”ぶりだ。[soon]

      11489782.gif      天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] △ マツリダゴッホ     2:11.4  前半 3F 36.4 - 4F 48.7
 [2] ▲ ドリームジャーニー   2       上り 4F 46.1 - 3F 34.1
 [3] △ シンゲン         アタマ
 [4] ○ トウショウシロッコ   1 3/4
 [5]    マンハッタンスカイ   3/4
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馬券  順当過ぎて外しても悔いなし[わーい(嬉しい顔)]…ウソ…[もうやだ~(悲しい顔)]

エイシンデピュティ、トーセンキャプテンがハナを伺うも、外からマツリダゴッホが軽く気合いをつけて先頭に立った。シンゲンは中団、その直後に出遅れながらもいつもより前に出したドリームジャーニー、スタートでアオッたマイネルチャールズは中団の後方に。

マツリダゴッホは1000mが61.0とスローペースで快調に逃げ、3、4コーナーで後続を引き付けて、直線入口で追い出して後続を引離して、直線は後続に影をも踏ませず楽々とゴール。勝タイムはオールカマーのレコードだった。この馬の中山巧者ぶりを改めて認識させられたが、ノリの中山巧者ぶりにも最敬礼だ。札幌記念では後方からの競馬だったので、逃げの手は予想外だった。中山で逃げ、先行時のノリは意外と堅実な騎乗になるので、スタンド前で先頭に立った時にはこの馬に勝たれると直感した。目標は有馬記念だろうが、間があくのでJCを使う可能性もあるだろう。ただ、今日は何もかも上手く行って相手にも恵まれた勝利なので、今後のGⅠでの好走を期待できるほどのものではないだろう。

何とかシンゲンの追撃をアタマ差退けたドリームジャーニーは小柄な馬体に59Kはさすがにゴール前堪えている様であった。道中中団に位置して、3コーナーから動き外を回り徐々に進出し、直線は33.7の末脚で伸びているものの、先行有利な流れでは2着が精一杯だった。馬体は-2Kの422Kと仕上がっていたようなので、ここから更なる上積みは少ないような気がする。斤量が1K軽くなる昨年10着の盾では掲示板の下のほうに載れば御の字だろう。

初めて1線級との対決になったシンゲンは正攻法の競馬での3着は期待以上だった。ゴール前では59Kで喘ぐドリームジャーニーを差し返す渋太さも見せた。苦手?の右回りでこの内容なら、実績のある府中に替わればとの期待感も湧いてくる。盾では穴人気になりそうだが、今日のレースを見ると暮れの有馬の方が走りも血統的にも向いていそうな気がする。

期待したマイネルチャールズはスタートで安目を売り後方からの競馬になった。3分3厘で外に出して4コーナー大外を回しては、この高速馬場ではどうにもならない。1.1差の10着は4歳牡馬勢のレベルの低さを示すものだろう。それにしても、マサミの乗り方には疑問が湧く。出遅れたのしょうがないとしても、Cコース替わりで絶好のインコースを捨てて外に持ち出し大外を回るようなコース取りは、何を考えているかと言いたい。

今後のGⅠ戦線で期待できるのシンゲンだけのような気がしたレースで、来週の毎日王冠、京都大賞典組のほうに分があるような気がするし、3歳勢が参戦すればこちらに席捲される可能性も高いような気がする。

 


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