京都大賞典 予想

近年、このレースは秋の天皇賞に直結しなくなった。今年のメンバーも秋の盾では掲示板の下のほうがやっとのような気がする。活きのいい４歳馬の本格化に期待しているのだが…。

コスモプラチナ、クィーンスプマンテ、テイエムプリキュアの牝馬３頭のハナ争いで流れは速くなり縦長の隊列になりそうだ。３コーナー手前から早めに仕掛けてくる馬もいるので、直線は切れ味より持続力のある末脚勝負になりそうだ。推定タイムは２分２４秒５前後と見たい。

オウケンブルースリは６ヶ月の休養明けの不安はあるが、ＧⅠ馬だけに使ってくる以上はそれなりにキッチリと仕上げてくると思うので、十分能力は発揮できる状態にあると見たい。昨年の菊はそれほど高いレベルではなかったが、ＪＣで古馬一線級と差のない競馬をしているので、力的にはこのメンバーでは一枚上のはずだ。母系にRibotの血が流れ底力のある血統なので、秋のＧⅠ戦線でこその馬だから、ここは何とか賞金を加算して貰いたいものだ。

重賞未勝利であるがペースが速くなると見てスマートギアのゴール前急襲を期待して対抗にしたい。ユーイチが直線上手くインを突ければ開幕週の淀なら決め手が生きるはずだ。

距離不足の朝日ＣＣを叩いたことで本来の気配が戻ってきたモンテクリスエスを単穴にしたい。速い脚に欠けるタイプなので先行しての粘りこみを狙うようだが、春先にはアルナスライン、マイネルキッツあたりとそこそこの勝負をしていた潜在能力に期待したい。

昨年の勝馬トーホウアランだがメンバーに恵まれての勝利で、今回は１Ｋ増の５８Ｋの上に大外枠では一枚割引いて連下の評価にする。人気になっているジャガーメイルだが府中ほど信頼はできずヤネにも不安があるので押さえでいいと思う。大崩れの無いマイネルキッツも５９Ｋと速い馬場が心配ではあるが、ＧⅠ馬に敬意を表して連下に取っておきたい。

　　まとめると

  　◎　　オウケンブルースリ
　　○　　スマートギア
　　▲　　モンテクリスエス
　　△　　トーホウアラン
　　△　　ジャガーメイル
　　△　　マイネルキッツ

馬券は◎からの馬連にしたい。

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