2009年 クラシック三冠馬予想 成績 [競馬]
今週から2歳GⅠ戦が始るが馬券的興味よりも来年のクラシックに向けて有力馬の絞込みのほうが重要と思っている。その前に今年の2月に予想した「2009年 クラシック三冠馬 予想」のレビューをしておきたい。
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優勝馬 The Favorite Dark Horse
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皐月賞 アンライバルド ロジユニヴァース :14着 フィフスペトル :7着
ダービー ロジユニヴァース リクエストソング :― トーセンジョーダン :―
菊花賞 スリーロールス モンテトウルヌソル :― フォゲッタブル :2着
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桜花賞 ブエナビスタ ブエナビスタ : 1着 ダノンベルベール :8着
オークス ブエナビスタ ブエナビスタ : 1着 ディアジーナ :5着
秋華賞 レッドディザイア ワイドサファイア :18着 ジェルミナル :6着
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参考
2007年 クラシック三冠馬予想 成績
2008年 クラシック三冠馬予想 成績
全体として見れば、今年の三冠路線はサンデーサイレンス一色と言っていいだろう。牡馬、牝馬とも三冠レースの勝馬は全てサンデーサイレンス系種牡馬の産駒であった。実はこの表にはないが2着も全てサンデーサイレンス系種牡馬の産駒であった。1頭の種牡馬の系統が牡牝クラッシク三冠の全てを制するのは、私の記憶する限り初めてだと思う。ましてやクラシックの連対馬が全てその系統だったのは世界でも珍しいのではないだろうか? ひょっとしたらギネスブックものかも…?
血の多様性こそがサラブレッドを繁栄させると考えている私にとっては、この状況は日本競馬界にとって危機的な状況だと憂慮している。これ以上サンデーサイレンス系の血が凝縮し進行することは、特定の病気や自然の変化で大打撃を受ける可能性が高まってくるのでは…。生産界は目先の利益に走り過ぎているし、メディアもこの弊害をもっと取上げるべきだと思うのだが…。S台の独占が諸悪の根源だという人もいるが、今年の三冠レース結果を見ると妙に納得してしまう今日この頃である。
毎年各レース2頭を候補馬に挙げていますが、2009年は桜花賞馬とオークス馬を当てることが出来ました。とは言ってもこれは多くの競馬ファンが予想した事ですので取り立てて自慢するようなことではないと思います。むしろ三冠目となる秋華賞でブエナビスタが危ないと予想したほうが自分的には価値があると思っています。ブエナビスタは血統的に早熟傾向の強い一族だったので三冠は無理だろうと見た訳ですが、予想通り強さは示しても不完全燃焼なレースで降着の憂き目に合い3着と敗れました。ただ、逆転するのはアグネスタキオン産駒だろうと見たのは大失敗でした。
牡馬戦線は菊花賞2着のフォゲッタブルだけが何とかバットにカスリましたが他はバットとボールの距離が大きかった。正直ロジユニヴァースの皐月賞は固いと見ていたのだが結果は大惨敗。ダービーに至っては取上げた2頭がゲートにも入れなかったし、菊花賞馬のスリーロールスは検討対象馬にも入れていなかった。個人的にはRoberto系種牡馬の産駒が活躍する年ではないかと見ていたのだが、皐月賞、菊花賞とも3着のセイウンワンダーだけで、とんだ見込み違いであった。
中々壮大な予想をしてらっしゃるんですね。私は血統派ではないので少々難しそうです・・・。
by f1wgp (2009-12-09 18:09)
>f1wgp さん
壮大な予想…競馬を長く楽しむための道具みたいなものです。POGの変形版みたいなものでかな。
血統も血統辞典を10冊以上持っていますが、まだまだわからないことだらけです。奥が深いですなぁ…。
by miharukoma (2009-12-11 23:13)