中日新聞杯 回顧 [競馬]
香港ヴァーズのジャガーメイルはフランスの3歳牝馬Daryakanaから半馬身ちょっと遅れの4着であった。2着になったSpanish Moonと直線叩き合いになったが、大外から一気に来られてしまったのは残念至極である。それにしても香港調教馬はスプリントとマイルを1~3着独占だからレベル高いわぁ~。来年の安田記念とスプリンターズSに来て貰いたいものだが、日本馬はホームでも苦戦必至かも?
天候; 馬場;良
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△ アーネストリー 1:57.4 前半3F 34.0 - 4F 46.3
ドリームサンデー 1/2 上り4F 47.5 - 3F 35.8
チョウカイファイト 3
○ トーセンジョーダン クビ
レオマイスター 2 1/2
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馬券 …絶不調だぁ~
好スタートはアーネストリー、がすぐに控えて予想通りドリームサンデーがハナに立った。マヤノライジンが続き、アーネストリーは4,5番手の位置。中団にリクエストソング、ナカヤマフェスタで後方グループにはチョウカイファイト、ミッキーパンプキン、スタートで後手を踏んだトーセンジョーダンが最後方となった。
逃げるドリームサンデーの1000通過が58.4と予想以上のペースで快調に飛ばし、残り400あたりから更にスピードアップして直線中程では2番手を3、4馬身引離し独走態勢に持ち込んだかに見えたが、そこからアーネストリーがグイグイと迫り半馬身交わした所がゴール。
前後半の千が「58.4=59.0」と全体的に澱みのない流れで、開幕週の絶好の馬場もあり時計も速い決着となった。結局、速い流れで前々でスムーズなレースをした馬が1、2着となった前残りのレースと言っていいだろう。2000mになって以来のこの重賞で最も速いタイムは優秀だと思うが、3歳馬が走らな過ぎた面もあり額面通りには受け入れられない所もある。
初重賞制覇となったアーネストリーは5番手に控えて、3角過ぎから馬なりで3番手に上がって行き、直線入口では2番手まで上がってきていた。そこから力の差を見せ付けて先に抜出したドリームサンデーを短い直線にも関わらず軽く捉まえた。この秋の好調さを物語るような勝利で、骨折などでクラシックは棒に振ったがここに来て素質がようやく開花したみたいだ。まだまだ成長余力はありそうなので来年が楽しみな馬だ。来春は大阪杯→金鯱賞→宝塚記念のローテになるみたいだが、今日一蹴した3歳勢の伸びしろも侮り難くかなり激戦になるので“本気”で走る必要があるのでは”…。
2着に逃げ粘ったドリームサンデーは前半ハロン12秒台に落として息を入れられたのと、早めのスパートする積極的な競馬が功を奏したようだ。最後の50mは脚が上がって止まっていたのは、やはり2000は少し距離が長いのかもしれない。今後もハンデ次第では小回りコースで単騎逃げに持ち込んだ時は軽視できないだろう。
後方からの競馬になったチョウカイファイトは直線上手くインを突き3着に突っ込んできたが、上位2頭とは差があり流れが嵌ったとしか思えない。左回りの実績があるので夏の新潟ではいいレースをするのでは…。
本命にしたリクエストソングは中団からの競馬からそのまま流れ込んだだけであった。調子が落ちているのか、はたまた頭打ちなのか判断に迷う所だが、今日はこの馬にとって時計が速くなりすぎたことはあると思うので、もう少し追いかけてみたい。半兄のミリオンディスク(父アフリート)が日曜のカペラSを勝ったこともまだ諦めきれない根拠になっている。
前のレースでインターフェアがあり騎乗停止処分のショックからか、スミヨンのトーセンジョーダンが思いっ切り出遅れた。小回りコースの大外枠での出遅れは致命的で、直線は強引にインに潜り込み力通り伸びてきたがスタートの失敗を埋め合わせすることが出来なかった。直線の長い広いコースでこその馬だろうと思うので、来年の日経新春杯あたりに出てきたら狙い目だろうが人気にもなるだろうなぁ~。
香港組は厳しかったですね(>_<)
by ぶぅ (2009-12-14 18:24)
>ぶぅ さん
残念だが概ね予想通りの結果じゃないかな~
by miharukoma (2009-12-15 10:46)