朝日杯ＦＳ 予想

阪神ＪＦがクラシックにつながるレースに対してこのレースはクラシックとの関連性はほとんどないと言っていいだろう。過去１０年の３着までの馬でクラシックを制したのは０７年３着馬キャプテントゥーレの皐月賞だけである。かつてはアイネスフウジン、ミホノブルボン、ナリタブライアンなどがここをステップにクラシック馬になったことを考えると、このレースの性格が変化したと言う事で、そもそもＧⅠの格付け自体が怪しいレースかも…。

逃げるのはバトルシュリイマンかツルマルジュピターだろうが、前走２番手からの競馬をしたツルマルは無理はしないと思うので、すんなりと隊列が決まり流れは落着きそうだ。先週、１０００万下のサイレントフォースが稍重で１分３４秒１のタイムを出していることから、良馬場なら１分３３秒台後半の決着になるのでは…。

将来性は兎も角として千四から千六の２歳戦ならエイシンアポロンを本命にする。父はStorm Cat直仔のジャイアンツコーズウェイなので千四が適距離かとも思われるが、母系にSadler's Wells、Lyphardが配合されているのでマイルまでなら守備範囲だろう。

相手は府中でアパパネのレコードを更新してきたスピード豊かなキングレオポルドにする。マイル路線ではこの馬がメンバーの中で最も将来性がありそうだ。テン乗りのセンセイが掛からない様上手く乗れるかだが、内で前の馬を盾にして我慢させることが出来ると直線は確実に脚を伸ばしてくるような気がする。

ダイワバーバリアンの先行力も侮れないと思いダークホースにする。掛かりながらでもデイリー杯0.3差に粘った素質はこのメンバーに入っても引けは取らないと思う。

人気のローズキングダムだがこの母系はどちらかと言うと直線平坦コース向きで中山の坂は合わないと思い、素質は認めても連下止まりにしたい。何でここを使ってきたのかなぁ～、ラジオNIKKEI賞のほうに行くべきと思うのだが…。

他ではヒットジャポット、トーセンファントムあたりも気になるがどちらも中山のマイル向きとは言えないので敢えてシルシは付けないことにした。

　　まとめると

　　　◎　　エイシンアポロン
　　　○　　キングレオポルド
　　　▲　　ダイワバーバリアン　
　　　△　　ローズキングダム

 

　　馬券は２歳戦なので見送り。
　

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