ダイヤモンドＳ 予想

ジャガーメールがフレグモーネのため出走を取消したのは残念である。天皇賞に向けてここで賞金を加算しておきたかったはずで、何とも運のない馬である。

土曜の芝は稍重で日中の氷雨が夜になり雪混じりに。日曜は天気は回復するも冬場なので馬場の乾きはゆっくりで、レースの時間までに良に回復するのは難しいかも…。時計のかかる稍重と見て予想したい。

ドリームフライトの一人旅が予想される流れで、軽量のベルウッドローツェとビエンナーレがドリームをどこまで追いかけるかだが、この距離なので脚を温存したい意識が働きスンナリとした緩いペースになりそうだ。推定タイムは稍重で３分３２秒～３３秒と力の要る消耗戦になるとみたい。

血統的にも実績面からもフォゲッタブルが中心視されるのは当然だろう。だがステイヤーズＳを振り返ると必ずしも磐石とは言い難い。モンテクリスエスがフォゲッタブルより２Ｋ重くて今度は逆にモンテが１Ｋ貰っているので３Ｋの差になる。計算上はステイヤーズＳの0.3差は十分逆転できることになる。それにステイヤーズＳから有馬記念と厳しいローテーションとタフな競馬の後遺症が懸念される。今年は重賞で乗れてないユタカだが、このレースが３４００になってから今年が初めての騎乗で、３２００の時代も含めてもたった一度しか騎乗していない。騎手の腕の差が出やすい長距離戦なのでユタカを軽視するのは危険ではあるが、ここは馬と併せて少し評価を下げてダークホースにしたい。

本線に推したいのはモンテクリスエスだ。ステイヤーとしての資質は昨年のこのレースをレコード勝ちした事で実証済みである。３０００以上では（１．１．１．１）であり馬券を外したのは昨年の天皇賞のみである。しかも切れる脚が物足りないこの馬にとって少し時計のかかる渋り気味の馬場も味方しそうだ。

相手はヒカリカザブエ。この馬もどちらかと言うと時計のかかる力の要る馬場に適性がある。前走の７着は直線で前が塞がる不利があってのことなので、無視していいだろう。鞍上は手綱捌きが冴え渡る長距離巧者ノリだが、以外にもこのレースは一度も勝っていないのだ。

連下には近走は不振であるがドットコムの変わり身に期待したい。更に次の長距離巧者になると見ているマサミのベルウッドローツェは３着の穴として狙ってみたい。

　　まとめると

　　　◎　　モンテクリスエス
　　　○　　ヒカリカザブエ
　　　▲　　フォゲッタブル
　　　△　　ドットコム
　　　☆　　ベルウッドローツェ

馬券は◎を軸にした馬連と３連単にする。

 

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