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京都記念 回顧 [競馬]

ブエナビスタのドバイ遠征壮行レースになった。レッドディザイアもシーマクラシックへ参戦するみたいだし、英国のDar Le Miも出走を表明したみたいだし、Youmzainも4年連続の出走が確実視されているようなので3月27日が待ち遠しい。[soon]

         11489782.gif            天候;[晴れ]   馬場;良
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 [1] △ ブエナビスタ      2:14.4  前半3F 36.5 - 4F 49.6
 [2] ◎ ジャガーメイル     1/2    上り4F 46.3 - 3F 34.4
 [3] △ ドリームジャーニー   1 1/2
 [4]    ホクトスルタン     3/4
 [5]    セラフィックロンブ   1/2
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馬券 馬連:的中![手(チョキ)] 3連単:見送りました!![わーい(嬉しい顔)]

予想通りホクトスルタンが先手を奪った。2番手にセラフィックロンブ、ブエナビスタが早々と3番手に、中団にジャガーメイルで、ドリームジャーニーは後方2番手で殿はサンライズマックスの並びとなった。

逃げるホクトスルタンは1000m通過が62.2とスローペースで2番手を3馬身ほど引離し、更にその後は5馬身以上離れてブエナビスタとトウショウシロッコが続いた。3角の坂の下りからピッチが上がりジャガーメイルが外からブエナビスタの後につけ、ドリームジャーニーも仕掛けて外を上がってきた。残り200を過ぎると馬場の真ん中からブエナビスタが先頭に立ったが、その外からジャガーメイルが並びかけるも、そこからグイッとひと伸びしてジャガーメイルを半馬身突き放してゴール。ドリームジャーニーも外から伸びてきたが内で粘るホクトスルタンを交わすのがやっとだった。

前半の千が1分12秒2、後半の千が59秒2と前半が超スローで残り800からの瞬発力勝負になり、上位3頭は上り3ハロン33秒台前半の切れる脚を使った。

+12Kで登場したブエナビスタは減っていた馬体が戻ったように映った。今度は後に控える競馬をするかもと思われたが有馬と同様に前に出しての競馬となった。逃げているホクトスルタンは以前ノリが跨っていた馬なので、離された3番手でも余裕で脚を測っている様にも見えた。4角手前からピッチを上げて直線でも確りした脚取りで、一旦ジャガーメイルに並ばれても抜かせない根性を見せた。母のビワハイジ、半兄のアドマイヤオーラやアドマイヤジャパンから早熟傾向がある血統なので、成長力に懸念があると見ていたが、今日のところは杞憂に過ぎなかった。高いレベルで能力が安定しているのかも知れないが、先々は予断を許さないと思っているのだが…。それにしても、ノリはカンパニーを先行脚質に変えて成績を安定させGⅠ馬にしたのと同じようにブエナビスタにも安定感のある競馬をさせるのだから大したものだ。スローペース症候群が蔓延している今の時勢に合った乗り方をしていると言う事かも。次はスミヨンでドバイ・シーマクラシックに挑戦するみたいだが、環境変化に適応できるのか、メイダンの芝が合うのかなど不安だらけでも何とかステイゴールド、ハーツクライに続いて貰いたいものだ。

ダイアモンドSを取消した翌週なので心配したが、ジャガーメイルは馬体重の増減もほとんどない状態で出て来た。完調ではなかっただろうが、ブエナビスタを目標にレースを進め直線中程で並びかけ上り33.3の脚で一瞬あわやの感を抱かせた。勝てなかったのは残念だが賞金を加算できたのは今後につながると思う。結果論だが、今後を考えると三千四百のレースでの消耗を避けられたのは不幸中の幸いだったかもしれない。

ドリームジャーニーは+12Kで大目標が先の仕上げ段階であることがミエミエだ。細いくらいに映った時の方が切れる脚に凄みが出てくるタイプなので、今日のところは59Kを背負っていることもあり0.3差なら天皇賞への試運転としてはマズマズの結果だと思う。昨年と同じように大阪杯を使って盾へ向うようだが、大阪杯は小回りでコーナーが4つある最も得意なコースなので順当に勝てるのでは…。ただ、昨年こそ3着と善戦した天皇賞では4歳の勢いには跳ね返されるような気がするのだが?

叩き2戦目で復調を期待していたアドマイヤコマンドは先行するも4角手前からペースが速くなるとついていけないようであった。素質は一級品だと思うのだが、やっかいな屈腱炎のため脚元と相談しながらの調整になるので能力を取り戻すには時間がかかりそうだ。もしかするとこのままで終ってしまう可能性もあるかも…。

道中で大きな不利があって後退したトップカミングだが直線は内を突いていい脚で伸びてきて1.1差の8着。不利がなくとも上位3頭には敵わなかったと思うが掲示板には載っていたのでは? 昨年の9月から使い詰めで来ているのでここらで一息入れた方がいいような気がする。

 


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