阪急杯 予想

スプリント・マイル路線はそろそろ世代交代があってもいい頃だと思う。活きのいい４歳勢に素質ある馬が何頭かいるようなので、レッドスパーダに続く馬の誕生を期待したい。ローレルゲレイロやキンシャサノキセキがいつまでも頑張っている様では日本のスプリント・マイル界のレベルは向上しないだろう。

逃げるのは最内枠のヘッドライナーで競りかける馬もいないようなので並びはスンナリと決まり流れは平均以下になるのでは？　仁川は夜半から朝にかけてかなりの降雨があったようなので、日中晴れたとして馬場は重までしか回復しないものとして予想したい。推定タイムは１分２２秒前後になるのでは？

人気でもトライアンフマーチのマイラーとしての本格化に期待したい。母キョウエイマーチ譲りのスピードと父スペシャルウィークから受継ぐ瞬発力が結合すればスプリント・マイル路線でＧⅠ馬になることも夢でないと思う。千四は初距離になるが、元々スピードのあるので全く問題なく、馬場が渋っても不良の桜花賞を勝った母からむしろ歓迎の口ではないだろうか？

相手も４歳馬のサンカルロにする。開幕週の芝で先行馬が有利でも、坂のあるコースで力の要る馬場なら阪神Ｃのように差し脚が活きてくると見たい。５８Ｋの斤量は少し気になるが…。
ダークホースは阪神千四に最も適性があると見ているワンカラットだ。３番人気の阪神Ｃは不利があり大敗しているが、桜花賞トライアルで見せたパフォーマンスからスンナリとインで折り合えれば嵌るような気がする。

昨年の勝馬ビービーガルダンだが本質的には千二の馬だと思う。それでもレースの流れ次第では今年も食い込んでくる可能性はあると見て連下に取っておく。

昨秋以降千四～千六で安定したレースをしているエーシンフォレストは月２回の出走のローテーションではそろそろ勤続疲労が気になる頃だ。切れ味不足を補える渋馬場が予想されるので前残りもあると見て連下に押さえておきたい。

　　まとめると

　　　◎　　トライアンフマーチ
　　　○　　サンカルロ
　　　▲　　ワンカラット
　　　△　　エーシンフォワード
　　　△　　ビービーガルダン

馬券は◎からの馬連・３連単にする。

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