フィリーズレビュー 予想 [競馬]
中山の桜花賞トライアル・アネモネSでゼンノロブロイ産駒のギンザボナンザとアニメイトバイオが優先出走権を獲得した。断然人気のアニメイトバイオだが+12Kの余裕残しのつくりでレースでは休み明けのせいか引っ掛かって2着。ひと叩きの変わり身期待で桜では人気しそうだが、相手関係から楽に勝たなければならないレースを落としたような気がするので、2歳時の勢いが止まったかなと考えてしまうのだが…。
初芝のラブミーチャンが飛ばしていくと見てハイペース必至の流れになりそうだ。追いかけるのはエリモエボナ、ハニーメロンチャン、レディアルバローザあたりか。土曜の古馬準オープンうずしおSは1分22秒2と水準の時計が出ていたので馬場は少し軟らかい良くらいで、日曜は晴れ間があるようなので乾いてくると見て1分22秒0前後の時計になるのでは?
ライデンリーダーの再来とも言われているラブミーチャンだが血統を比較するととても同列に並べる気にはなれない。ライデンリーダーは父ワカオライデン、BMSがNeptunusで芝向きの配合であり、かたやラブミーチャンは父サウスヴィグラス、BMSアサティスと明らかにダート向きでそれもコテコテのダート血統だ。レースを見ても追って味のあるタイプでなく一本調子でスピード任せに押し切るダート走法である。道悪なら兎も角として芝の良では直線の残り200から芝の差し馬の餌食になりそうだ。ここは黙って消しでいいと思う。
阪神JF4着で母が桜花賞馬ファレノプシスと良血の素質が開花することを期待してラナンキュラスに本命のシルシを打ちたい。阪神の新馬戦千四で1分21秒5で勝っているし、常に上り34秒台の末脚を使えるのはハイペースが予想されるレースでは武器になりそうだ。出遅れ癖が気になるだけだ。
相手も重賞でも堅実な走りをしてきたテイラーバートンでいいと思う。血統的には二千辺りでの馬かなと言う気もするが、千四はこなせない距離ではないと思う。
ロジフェローズは府中専用馬かも知れないが、アネモネS3着のミオリチャンに勝っていて千四2勝の実績は軽視できないのでダークホースにしておく。ノリはどう乗るのだろう? 内枠なので前に出していくのか、それとも腹をくくり後方から行って直線大外から突っ込むのか、どちらにしてもペースが早くなれば出番があると見たい。
ダートしか使ってこなかったが、ゼンノロブロイにロベルト系サンシャインフォーエヴァーなら芝でも問題ないはずのエリモエボナと近走不振でもそろそろの函館2歳S馬ステラリードの2頭を連下に取っておきたい。
まとめると
◎ ラナンキュラス
○ テイラーバートン
▲ ロジフェローズ
△ エリモエボナ
△ ステラリード
馬券は◎からの馬連のみにしておく。本来は桜花賞の為に見るレースだと思う。
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